女優の「のん」さんが所属している事務所の社長さんが、のんさんの出演に対して、圧力によって決定しないことが多いという旨の発言をされていました。
すごく悔しいことですよね……。
が、簡単に言ってしまうと、芸能界って「そういうところ」なんです。
逆に言えば、過去にのんさんがNHKの朝ドラに出れたのも、他の人に圧力をかけられるような事務所に所属していたからとも言えます。
芸能界っておそらく一般の方が思っているよりも、よく言えば「つながり」を大事にしている部分があります。
例えば「バーター」という言葉がありますが、全部それ、とも言えます。
「うちの○○使うのなら、新人の○○も出してくださいよ~」みたいな世界の連続。
この言葉は、一見下からに見えますが、言い換えると、「新人の○○を使わないなら、○○はおたくの番組関係にはもう出しませんよ」という空気も持っているのです。
日本の芸能界はそんなもん。
韓国の芸能界はもっと酷かったりしますけれど……。
この、のんさんの社長さんの気持ちと勇気はすごいですし、大事なことだと思います。
が、日本人というのはそもそも「大きくて、有名なものに弱い」民族なんです。
映画でも未だに「興行収入ナンバー1」とか「制作費数億円!」みたいな宣伝が有効なんです。
タピオカだって、有名店に殺到するんです。正直味なんてほぼ変わらないのにね……。
芸能界も同じ。あの大きな会社のタレントを使おう! と、どうしてもなってしまう。
つまり、日本の現時点での芸能界においては、実力がある→有名(売れている)。
ではなく、有名にした→実力(と思われる)。
この構造をのんさん、ぶっ壊していただきたいですね! 応援しています!
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