被害がますます広がっている京都アニメーションの火災ですが、一部報道では放火したとされる男が、確保される際に「パクった!」的なことを叫んでいたそうです。

これが「朴さん」という意味でなければ良いのですが、それは置いておいて、パクったと言うからには何をパクられたと訴えているのでしょうか?(もちろんこの男の思い込みの可能性が大いにあるとして)

ここからは推測になりますし、もしかすると失礼になる部分もあるかもしれませんが、あくまでも予想で。
この男、41歳にもなってかなりのアニオタで、おそらくは結婚もしていないでしょう。
で、高所得ではなく、定職にもついていない。アルバイト、無職、もしくは自称シナリオライター的に報道される? 

そして、この制作会社の過去作品のファンで、ファンでいるうちに次第に自分で続編的なものを想像、もしくはノートとかに書くことが習慣化していた。

で、自分で京都アニメーションさんに企画の持ち込みをしたけれど相手にされず(それは内容も人間性もあったかも)、その後、自分の構想していた内容に似たものが公開され、それがパクられたと思い込み(実際にはこの男の構想したものなんて誰でも思いつくレベルのものだった)、怒り狂い今回のような行動に出た……。

と予想してみました。

世の中というのはいくら素晴らしい作品を仮に作っても、それを売り出す能力や人間性がなくては結局「作品」として成立しません。

残念ですがビジネスってそうなっているんです。

そのジレンマの中でこの犯人は自分がもともと持っている劣等感が重なり、事件を起こした。
そんな気がしています。

 

 

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