次々と新情報が出てきて、話題が尽きない、と言いますか、尽かさない闇営業へのメディアの追求ですが、この問題は見る角度によってかなり考え方に変化があるものなんです。
まず第一として、その会社と契約書を交わしていない時点で、そのタレントさんがどこで何をしようが自由だと私は考えています。

だってなんの契約もないので、縛られる、縛る権利なんてありませんから。
が、これを一般の方がゴッチャに考えてしまっているのが、いわゆる「反社会勢力」との仕事のことなんですね。
これは直営業よりも100倍くらい問題はあります。確かに。
まずはそれを別にして考えないことには何も始まらず、巻き込み事故を生み出してしまうだけです。

さて、ここからですが、今はいじりやすい、叩きやすいイメージの芸人さんに攻撃が集中していますが、これ、実はグラドルとか音楽系のアーティストでも同じようにやっている人はやっています。(ここでは反社会的という意味ではなく)

例えば、これはアウトでしょうか?

超人気デュオである、「ゆず」さん。

※あらかじめお断りとご理解をいただきたいのですが、ゆずさんがやっている(た)という意味ではありません。あくまでも、わかりやすい例としてです。

ゆずさんが、若い頃、まだ売れていない時に路上ライブで生計を立てていたのは有名なお話です。路上ライブという際の収入は、つまりは「投げ銭」ですよね。あの、ギターケースの中に道ゆく人にお金を入れてもらったりの、あれです。

例えば、その路上ライブで「5000円」のお金をいただいたとしましょう? では、それを税金申告していたでしょうか? するべきものでしょうか? 

繰り返しますが、ゆずさんがしていないという意味ではなく、普通に考えてその手の収入で税金申告していることはまあ99パーセントありませんよね。
さらに、そのお金を入れた人がもしかすると反社会的勢力の人だったら、それは反社会勢力からお金を貰ったことになります。これはOKでしょうか?

私は、「過去は過去」。
日本人は本当に他人に厳しい性質なんだな、と今回の件で思っています。

この件についてはまた改めてグラドル編を書きます。

 

 

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