アイドルグループを脱退して、個人になった時にアイドルは今度は冠が重荷になるのだそうです。
どういうことかと言いますと、例えばAKBというビジネスモデルの大人の作った冠があって、そこでデビューすると、普通では相手にされないどこにでもいそうな子でも無理やりそこそこの知名度を手に入れます。
これはゲームとかに例えると、ある意味で「チート」というか「ブースト」「課金」のようなもの。
もちろん、そういうビジネス構造で売られるので、一見自分が本当に才能があるように「錯覚」します。

が、卒業して、そのAKBという冠が取れて、「元」になると今度はブーストは使用できませんので、リアルな性能が必要になります。
さて、ここからです。
散々チート性能に頼ってきたので、レベル1の勇者が高価な鎧を着ていたようなもので、その鎧を剥がされると、結局はレベル3くらいの人間が丸出しになる。(所属中にちょっとだけレベルが上がっている)

で、今度はAKBという冠が邪魔になってくるんですね。

が、その、元AKB冠を外すことができない。

その勇気がないし、周囲がまるで呪いにかかった外せない防具のようにセットで扱ってくる。

そして精神的に病んでいく。

でも考えてみてください。

自分で臨んでその自分に合わない鎧を着たんですよね? 

だったら自分でその代償は払うしかないんですよ。

んなことになるのも計算しないで入ったのだったら、ただの自業自得です。


後になって、冠が邪魔になった。とか言い出す人は絶対に売れることはないですよ。
それくらいの覚悟はして大人の作ったチートに乗るべきなんです。

エスカレーターより階段。
自分で筋肉をつけましょう。

 

 

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