幼い命までも奪う交通事故による痛ましい事故が続いています。
どんなものにも、その分のリスクというものは必ず存在します。
例えば、電話もできて、写真も撮れてネットも見れて、決済もできる今のスマホですが、こうやって一台で全てなんでもできるという便利さの裏には、なくせばそれらの全てが一気にできなくなるというリスクも持ち合わせているんです。
「大いなる力には大いなる責任が伴う」という映画の言葉がありますが、まさにそれなんです。
でも私たちは「便利」という魔法の言葉ばかりに目が行ってしまって、その魔法のリスクを考えようとしません。
ハイブリッドカーのエンジン音だってそうですよね。
一見静かで、排気ガスも少なくていいわー! の裏にはエンジン音がほぼしないので接近に気がつかないというリスクがある。
とはいえ、便利というのはビジネスですので、あらゆる面で便利化は止まりません。
そして、その間でリスクに人間は直面するのも仕方のないことでもあります。
ではどうすればいいのか?
これはもう、「知識をつけて、自分の身は自分で守る」しかありません。
先程お話しました、スマホをもし落としてなくしたら? 壊れたら? をあらかじめ考えて先手を打っておくしかありません。
交通事故をできるだけ避けるにも、「もしかしたらここを歩いていたらバカが突っ込んでくるかもしれない」と思いすぎるくらい思って行動することです。
もう車が勝手に避けてくれるなんて思っていたら文字通り怪我をします。
運転する側も「もしかしたら運転」、歩行者も「もしかしたら歩行」をすることで少しでも交通事故が少なくなることを祈っています。