世の中は知らないことばかりで、突き詰めれば「当人」でなければ人間の奥底なんてわかりません。
清純派(今はあまり言わないけれど)のアイドルの裏側、逆に強面のタレントさんが実はすごい優しいけれど、でもやっぱり怖い部分もある、みたいなものって料理の味のように、万人に対してではなく、その人と近ければ近いほどわかるもの。
ましてや、ピエール瀧さんの件で電気グルーヴを知ったくらいの記者では到底たどり着けない価値観がある。
私も15年くらいのまだまだにわかファンですが、それでも行動や言葉の隙間を見ていくと、今石野卓球さんがツイートしていることなんて「ごく日常的」であって「奇行」というか「紀行」であり、「機構」って感じなんですよね……。
でも、最近知った記者さんやコメンテーターは、テクノやクラブの世界を知らないから、このレベルのことを奇行と書いて必死にビュー数を増やそうとしているのが痛い。
その人のことをもっともっと調べないで、今の行動だけを切り取ってそれで知識もないのに「奇行」なんていう便利な言葉を使っているマスコミの方がよっぽど「奇行」ですよ。
「本当」という言葉は安くて嫌ですが、ファンは分かっていますよ。全部。
卓球さんの行動って、良くも悪くも「こんなもん」。
マスコミは卓球さんのことを語るなら、ピエール瀧さん(わかる人だけでいい)のことに引っ掛けて稼ぐんじゃなくて、実際に全ての音楽を聴くくらいの努力をしたらどうなのでしょうか?
それくらいのこともしないで、ツイッターだけを切り取って記事にして「奇行」とかいう言葉で蓋をして売るってどんだけプライドないんだよ……。
才能のない奴に限ってそういう記事を書く。
電気のファンはどんな記者が書いたのか名前を覚えておきましょう。
で、言葉で逆に遊んであげましょ。
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