パチンコ業界の2016年の売り上げ規模は21兆6260億円とされている。

それでも最盛期の2005年の34兆8620億円に比べれば大幅に落ち込んでおり、直近では規制強化の影響で18兆円規模まで売り上げが縮小したとも言われている。
警察庁は2018年2月に風営法施行規則を大幅に改正・施行して、MAX機の大当たり確率の上限を320分の1とし……。
※ニュース記事より抜粋

ということなのですが、この時点で「確率が320かよ!」とか思う時点で騙されています。

これは数字のマジックというのがありまして、ギャンブルというのは「一点に注目させて全体をぼやかす」ことで成立してることが多くあります。

例えば、当たる確率が100分の1だろうが、320分の1だろうが、トータルで考えれば結局は同じなんです。

ですが、キャラクターによる演出、派手な光、音、で一回一回の当たりに対して脳は高揚感を覚えてしまう。

すると、その一回の当たりを求めて人はまたお金を費やしていく……。

よく考えてください。

もしパチンコをする人が絶対に勝てる! 儲かる! のだったら、商売は成り立ちません。

これを普通のスーパーマーケットに置き換えますと、50円の仕入れ値のものを100円で売れば50円の「利益」になるわけです。が、当たり前ですが、30円で売れば20円の損失になるわけです。
それと全く同じで、パチンコはやればやるほど損をします。

唯一勝てるとすれば、初めてやって、偶然出て、それ以降はやらないことです。

が、人は勝ったいう高揚感が脳内に出てしまうので、また繰り返してしまう。

そうなんです。確率が何分の1かどうかなんてまやかしであって、どうでもいいこと。
それを計算できないおバカさんや、暇だからとかいうお年寄りはガンガンお金を吸われていますが、勝った時の高揚感が刷り込まれていてやめられません。

そしてビックリすることに、警察の利権なのはもう世間にバレバレなのに(だからなのか)、確率をなんたらなんていう規制を警察が出すことに笑うしかありませんよね……。

情けない天下り連中。そして、それには口を出せない政治家ばかり。
こんなやり方で、依存症の人を助けるなんて根本的にできるわけないんですよね……。

 

 

 

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