レースクイーンの年収が１６万だというニュースがあり、それに対して、「信じられない！」「俺が面倒見てあげたい！」などのコメントが寄せられていました。
まず、レースクイーンという名前自体にそもそも「盛り」の要素があります。
悪い意味ではなく、やっていることはキャンペーンガール（キャンギャル）と変わりません。
ですが、クイーンという単語が付随するとなんだか皇族的な、高級なイメージがついてしまうんですね。
キャンギャルの仕事というのは、その会社の商品をアピールするものです。
よくカーショウやゲームショウ、さらには、商店街の携帯電話会社の店の前で風船とかを持って立っている女性と同じとも言えます。
そう考えると、毎日仕事があるわけでもなく、レースの日等にしか仕事がないレースクイーンの収入がそれほどでもないのはごく自然なことなんです。
ではどうしてそれでも続けるのか？
これももちろん個人で考えに差がありますが、根本になっているのはコスプレイヤーと同じく、「自己顕示欲」です。
そこに、この仕事をしていれば、レーサーやスポンサーの偉い人と繋がれるかも……という部分が加味されています。
友人に数名やっている子がいますが、正直言ってなんてリスキーで無駄な時間を過ごしているのだろう……と思ってしまう部分もあります。
と書くと、カメコや追っかけの皆様は「失礼だろ！」と言うかと思いますが、じゃあ逆に聞きますが、あなた方は結局はエロい写真を撮れればいいだけですよね？ で、新しい可愛い子が加入すれば今度はそっちに行きますよね？
そう考えて、若くてもっとできることが実はいっぱいあるのに、その貴重な時間を使ってしまってる子たちをちょっと可哀想だと感じてしまうんです。そこまで苦労してまでやる仕事じゃない。
が、全ては本人の勉強不足でもあり、自由でもあります。
私は決して職業自体を差別や蔑視しているのではなく、もっと他に生きる道はたくさんあるよ、しかもそっちの方があらゆる面で得ですよ、とちょっとだけ言いたいです。
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