調べてみると、もうファミコンの頃からゲームが成長や脳に良い悪いの論争はあるのだそうです。
そして、コンシューマーやDSが頑張っているとはいえ、今の子供たちのほとんどはスマホを中心にゲームをやっています。
私の周囲にも多くのちびっこがいるのですが、小学生の高学年ともなればほとんどがスマホを持っていて、何らかのゲームをやっています。
良くも悪くも、そういった子たちの集中力はすごくて、放っておけばずーーーっとやっているんですよね。
おそらくは昔もファミコンの世代の子ども達も同じだったのだと思います。
となると、出てくるのが「ゲームは教育に、脳に悪いのか論」ですよね。
まず、大前提として、大人は自分たちが理解できないもの、違和感を感じるものは叩く、否定する傾向にあります。
昔で言えば、髪の毛を茶色くしているのに対してや、ピアス、短いスカート、等、時代の象徴には理解できない大人の否定が必ず入ってきました。
そこで思うのですが、今回、研究を始めるという「厚生労働省」の人たちは本当にゲームのことを知っているのでしょうか?
もちろん、どのゲームがどの世代にどれくらい売れているとか、どれくらいの時間ゲームをやっているかみたいのはデータを取れるはず。
が、ゲームにハマる感覚ってその本人にしかわからない感覚なんですよね。
その厚生労働省のおじさん(多分)たちが、ゴルフにハマっているとして、子供はゴルフの楽しさを分かりません。
でも、そのおじさんたちは超早起きしてでもゴルフに行くわけです。
でも絶対に子供はその気持ちがわからないのと同じように、そういうおじさんたちや、なんたらの脳の先生がゲームを本当に理解できるとは到底思えない。
で、よく知らないなんとか大学の助教授みたいのが出てきて、親が喜びそうな「ゲームはやはり子供のコミュニケーション不足に繋がるんです。どんどん引きこもりを増やす要因になっていますね。」とか言うんですよ。ゲームなんてかじったくらいなのにね。
ゲームだろうが、ゴルフだろうが、漫画だろうが、映画だろうが、キャバクラだろうが、どんな娯楽にも良い点がある分、リスクもあります。それが娯楽なんです。
それを自分たちが理解できないものを叩く感覚で研究をするからおかしくなる。
もし人間に超有害な文化ならここまでそもそも発展していません。
厚生労働省が具体的にどうやって研究をするのか注目ですね。多分予想通りなのでしょうけれど……。
STARTT(スタート!)