大手コンビニがいわゆる「成人誌」の取り扱いをやめると発表しました。

おそらくこういうものは連鎖するので、他のコンビニも後に続き、もしかすると普通の書店でも取り扱いをやめるところが出てくるかもしれません。

これはもちろん国がオリンピックに向けて「美しい日本」をアピールしたいからの政策の一部なのですが、ちょっと違う気持ち悪さと順番の違いを感じてしまいます。

例えば、日本では「成人誌」の定義が曖昧です。

現時点での「成人誌」をコンビニから排除したとしましょう。

で、外国人が日本に来ます。すると未成年の水着の少年誌のグラビア表紙が並んでいるわけです。

外国から考えたらこの方が異常に映りますよ……。

日本は10代前半とかのアイドルが当たり前で、高校生くらいになればみんな水着をやるわけです。日本ではそれが普通です。

しかし、日本人というのは外国から見ると非常に「幼く」見えるわけです(実際に幼いですが)、そしてその子たちが集団で水着になっている雑誌が平然と並んでいるのを見たらクレイジーだと思うでしょう。


むしろ、しっかりとコーナを分けて「成人誌」指定してある成人誌の方がマシ。イメージ的に。

そして、今回の成人誌コンビニ流通の件で、小さな成人誌をメインにしていた出版社にとっては死活問題となり、潰れる会社も出てくるでしょう。

日本というのはどうしてこうやってギリギリになってカッコつけるのか? 

別に普段の日本を堂々と見せればいいじゃん?

臭いものに蓋をする。

外国人が今の時代に求めているのは、「虚構」の日本じゃなくて、普段そのままの日本だと思うんです。

逆に日本人が外国に旅行する際どう考えて旅に行きますか? 

観光客用に作られてパッケージされた場所より、いつものその国の日常を見たいのではないでしょうか?

日本って本当に「ハリボテ」のテレビのセットのような国だなって思います。

 

 

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