車のあおり運転系の事故、事件が絶えません。
まあまあ、昔からあったのでしょうけれど、SNSやドライブレコーダーの普及で表沙汰になることが増えてきたのでしょうね。
先日は、タクシーにクラクションを鳴らされたことに腹を立てて、降りていってドライバーさんに危害を加えて、さらに車でひくという事件を見ました。
これはもちろん、危害を加えた人間が悪いです。
が、数パーセントですが、クラクションにイラっとしてしまう気持ちもわかるんですよね……。
日本って実は割と特殊な交通観念を国民が持っていまして、海外に行くと(国によりますが)、クラクションなんてそこら中で気軽に鳴っています。
でも日本ではクラクションを聞くと、ちょっとだけ何かあった? って振り返ってしまうくらいレアだとも言えます。
日本は講習所でも「無駄にクラクションを鳴らさない」というような教育を受けます。
私はこれが逆にいけないんじゃないかと思うんです。
みんなが気軽に鳴らせば、クラクションの音なんて日常になる。(うるさいけどね)
つまりは、「注意されたぞちきしょう!」じゃなくて「あ、ごめんね〜」くらいの感覚になってくるはず。
言い方は変かもですが、学校の先生の中に1人だけ大きい声で怒る先生がいるとその先生を怖いと思いますが、学校の先生がみんなそんなタイプだと人間はなんとも思わなくなる。
日本人って、人の気分を少しでも悪くしないように、って思いすぎて、逆にデカい一発になってしまうことがある。
ストレスも同じで、ちょっとずつ発散していれば溜まってしまってドカン! がないんです。
怒られるかもしれませんが、私は、「もっと気軽に鳴らそうクラクション」。
という標語を広めたいと思います。
STARTT(スタート!)