韓国のアイドル集団が原爆を意味するTシャツを着ていたとして大きな問題になり、日本での活動は今後非常に難しい状況となっています。

これに対して、ダウンタウンの松本人志さんが、原爆のTシャツに対して絶対にあってはならないこと、と発言をされています。

が、これはちょっと考え方を変えると逆に有りだとも言えるんです。

まず、このアイドルのファンのほとんどは小中高生です。

そして、彼女達は年齢的にも学校でちょっと習ったくらいで戦争にはおろか原爆のことなんてほとんど知りません。

何かを学ぶには「きっかけ」が必要になります。

それが学校だったり、友達との会話だったり、メディアだったり、町の張り紙だったり。

そういった意味で考えると、奇しくもこのアイドル達のこの騒動が、戦争や原爆のことを学ぶ「きっかけ」になるかもしれない。

事実、今回の騒動できっとこのアイドルのファン達は、「え?? なんで揉めてるの? 原爆? それなに?」とまずは「その単語」を知ったと思うんです。

好きなことに絡めて物事を紹介すると人は自分の中に受け入れやすくなります。

本来苦い薬も糖衣で飲みやすくなったり、苦手なニンジンも小さく切ったり、可愛く盛りつけたりすると食べれたりします。

例えば、小中高生に今や必須のスマホだって、色々な興味のあるアプリがあるからこそ使うわけですよね。

これがおっさんが使うビジネスアプリだけだったら持ちたいと思わない。

そして松本さんの番組だって同じことで、あれこれ付加価値をつけて、「入口」をまずは広げてお笑いを知ってもらうというのが最終的な目的。

つまりは、マンションへ帰るとポストに大量に入っている商品のチラシのように、一見、これ誰が買うんだよ! と思っても、家の中に持ち込まれて、それに対して考える時間を作れば勝ちなんです。

ですので逆に原爆Tシャツがもっともっと流行って、その中から情味を持って、真実や本質を知りたいと思う子達が育っていけばそれで良いような気もします。目先の感情論だけでなく。

 

 

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