秋葉原で、オタクをターゲットにした美容院がオープンし、リピート率が高いと話題になっています。

店内には多くの漫画やゲーム、アニメが流れていたりするのだそうです。

狙いはすごくわかる。

基本、オタはママに切ってもらってきたり、地元の床屋でずっと育ってきた人が多い(悪い意味じゃなく)ので、一つ店を決めると他の店に行くのがなんとなく「恐くて」同じ店を選びやすい。

なのでリピート率が高くなるのでしょう。

繰り返しますが、いい意味でいい鴨です。


おそらくここに勤務する美容師さんたちは、美容院の学校を出ているという時点で、本当の意味でのコミュ障的なオタクではなく、ビジネスオタクなのだとは思います。(これもプロとして悪い訳ではなく)

が、その美容室の紹介記事や映像で、ゲームをプレイさせたりしているのですが、これは法的にアウトっぽい。

もちろん許可を取っていたら別ですが、経験上これは取れるものではありません。

近年、ゲームバー、ゲーム喫茶が相次いで著作権が問題で閉店しています。

そう考えると、そういった飲食店で著作権のあるゲームをやらせるのがダメで、美容院がOKだとしたらあまりにも理不尽。

こんな簡単な著作権のことを理解せずに経営しているということは、やっぱり経営者関係の方々は本当の意味でのオタではなく、ビジネスでオタを食い物にしているんだろうな…とちょっと残念な気持ちになります。

なのに、オタはそれに気がつかず、僕たちがやっと安心して行ける、でもちょっとオシャレっぽい美容院ができた! 床屋やママじゃないんだ! 美容院だぞ!美容院! と行くんだろうなって…。

経営者さんもきっと若いので、なんとなく自分のやってきたファミコンやらせればいいんじゃね? 的な感覚で著作権の知識もない。これは流行っているゲーム配信と同じ。


多分、現時点で同じように著作権について問い合わせが数件きて、焦っていそう…。

こういう突飛なお店って、結局は普通のコンセプトに徐々に呑まれて普通になっていくんです。それがビジネスの法則。

 

 

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