木村拓哉さんと工藤静香さんの娘さんが芸能界に15歳という若さでデビューし、瞬く間に数々のイベントやブランドのイメージとして起用されています。
が、それはどうしてか?
もちろん1割は本人の持つ能力や生まれ持ったものの良さですが、お分かりの通り、9割は「話題性」です。
しかし、話題性というのは実は実際の実力よりも芸能界にとっては大事なこと。
自己ブランディングというのは芸能人に必須、言い換えれば、自己ブランディングが上手ければ、才能はいらないといいますか、自己ブランディングの巧さが才能とも言えるんですね。
その点で、娘さんの自己ブランディングは「最初から成功していた」、レールが敷かれていたものでもあります。
もちろんそれは生まれもった「運」「境遇」もありますので、それはそれで素敵なこと。
ただ、娘さんの場合、マスコミが大騒ぎし過ぎてしまい、本人達のスキルを完全に上回ってしまっているように感じます。
正直、冷静になって考えると、それほど美人でもなく、一般にもいるといえばいるレベル。(もちろんそれでも可愛いですよ)。
が、ここまで持ち上げられるのか? もし普通に一般の人と一緒にオーディションを受けていたらここまでになっているか? となると疑問は残ります。
そして、一番の問題は、マスコミというのは持ち上げに持ち上げて、今度は一斉にその手を放す。
カワイイ! すごい! と散々持ち上げておいて、同じメディアが次の日には「粗さが見えてきた」などと書くんです。
いやいや、あんた達、どんだけ卑怯なんだよ…。
また、15歳、つまりは未成年とのなんとかという、児童ポルノ的なニュースがこれだけある時代に、この娘さんには、どさくさに紛れて、「セクシー衣裳で登場」とか、「すらっと伸びた美しい足」とか書く。
わたしは断じてフェミニストではありませんが、これって子どもへのワイセツともいえる言葉ですよね。
本当に日本のマスコミって情けない。目の前の数字しか見えない。で、責任を取らない。
この娘さんが、マスコミに持ち上げられて、今度は落とされるターン。
そんな上下で強くなって、素敵な女性になってほしいですね!
STARTT(スタート!)