インタビューで、きゃりーぱみゅぱみゅさんが「炎上してもいいから嘘のない人生を生きる」という内容的なお話をしていました。
何をもって嘘がないのかは人それぞれの価値観ですが、きゃりーさんが過去を隠していることや、整形を「嘘の範囲でない」とするなら嘘がないのだと思います。
人というのは一度チヤホヤされてしまうとなかなか元の自分に戻ることができません。
例えば、一度、家賃15万円の部屋に住んでしまうと、７万の部屋にはなかなか住むことができない。
でも、だからこそずっとそれ以上の家に住もう！ と頑張れる訳でもあります。
しかし、芸能人の場合は、家とは違ってどんどん周囲や自分の年齢、立場が変わっていきます。
よくいるのが、小さい秋葉原とかのキャパ３０人くらいのライブハウスで若い時からやっていて、だんだん年をとって、３０才を過ぎてもお局さんのようにそれに固執している人。
言い方を替えれば、ずっと同じことを十数年間続けてすごい、とも言えますが、そういう人ってちょっと性格が曲がっていて、その立場と状況に仕方なく依存していることが多いんですね。
きゃりーさんも１２、３歳くらいの時はスクール水着を着て、ロリビデオ、雑誌に出ていて、そして、チャンスを掴んで、顔もイジって成功した。その裏にはすごい努力と葛藤もあったと思うのです。
だから。だからこそ、余計に過去とか整形とかを隠す必要がないように思ってしまいます。
海外を視野に入れているから、児童ポルノにきびしく、それはイメージ的と考えているのは正解かもしれませんが、今の時代、絶対にいつになっても比例してその情報はついて回ります。
だったら整形とかも海外のセレブみたいに「そうよ、だから何？ かわいいでしょ」って言うキャラの方がカッコいい。
こういう風に書くとディスっているように感じる方もいるかもしれませんが、私はファンで、ライブにも3回行ったことがあります。
だからこそ、キャラと自分のことでブレているのを分かっているからこそ、嘘のないという発言をして自分を無理矢理肯定しようとしているのが痛く見えてしまうの。
過去は価値。
どんな過去だろうと、それがなかったら今はないのですから、自分の過去に蓋をしないのが、本当の意味で嘘をつかないということのように感じます。
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