最近、ユーチューバーなどが「利用」しているのが「孤独感」です。
基本的に、ネットに顔を出せば普通レベルの顔の女性でも若ければチヤホヤされます。
世の中にはチャットレディという仕事があって、見た目が普通でもさみしいおじさんはお金を払ってでも会話をしたいのですから、ユーチューバーのような無料ならその敷居は下がるわけです。
すると、そういったユーチューバーには孤独感を感じている「同類」が集まってくるわけです。
で、ユーチューバーもビュー数＝お金 ですので、「孤独感を感じなくていいんだよ」「みんなそばにいる」「君は一人じゃないよ」という宣伝文句を「餌」にして孤独者を集めます。
そこにエンタテインメントは存在しない。
これって、私はとても危険な収集法だと思うんです。
どうしてか？
まず、人間なんて孤独でいい。
そして、孤独とは何かを知るからこそ他人との付き合い方を考えて、その人をしっかりと見極めることができるようになるんですね。
お釈迦様（変な宗教には入っていませんよ）でも、一人でお寺と山に篭って自分を理解するからこそ説法を解くことができた。
が、今の時代ってインターネットで簡単に「人と人が繋がっている」ように見えてしまう。
が、この手の集め方って「錯覚」を起こさせるんです。
もしこれである日ネットがなくなったらどうなるのでしょうか？
孤独とは何かを理解せず、ちょっとさみしいくらいでユーチューバーに騙されて、ホイホイ集まって僕たち、私たちは仲間だ！ さみしくない！ ってすごい安いし危険で、逆にそんなに楽な人間関係というのは崩れた時にさらなる孤独感を感じるでしょう。
例えるならば、二日酔いを治そうとして更にお酒を飲んでごまかそうとするも、結局そのやり方を続けるとアル中になったりドツボにはまっていくのと同じ。
孤独なんて極限まで感じればいい。
水分だって自分の極限まで知れば一滴の水でも大事にできる。
さみしい人集まれ！ 君は一人じゃない！ とかすぐ言う人間ほど自分が寂しいから人を利用して隙間を埋めているだけなのですから。
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