まず、芸能界は「普通の神経」ではやっていけません。

いわゆる「エゴサーチ」(自分のことをネット上などで調べること)をすれば、有名ならそれに比例して誹謗中傷があり、それを自分で確認してそれを理解し自分の中で噛まなくてはいけない。

例に出すのはおかしいかもしれませんが、これが普通の子、学校で同じようなことがあると、「自殺」「いじめ」に直結してしまう。

でも芸能界はそれに「慣れる」ことが必要。

でもね、タレントっていっても同じ人間なんです。

別に特別でもなんでもないんです。

だってね、よくファンの方が「この前、街でアイドルの〇〇見たんだけど、すげえ普通だった!」とか「〇〇さんに会ったんだけど気さくに普通の感じで握手してくれた」って言いますよね。
ということは、人間としては「普通」だと理解しているわけです。

それをわかっている(はず)なのに、平気で誹謗中傷を書き込んだり手紙で送ったりする。

これってすげえ卑怯でゲスい行動ですよね。

で、芸能界はさらに数歩向こうがあって、実はその誹謗中傷も「計算のうち」なんです。

特に、秋元康さんのグループはまず、「内部」のメンバー同士で競わせます。

で、ファンにも競わせます。

これは学習塾のシステムのようなもので、「ライバル」がいると、くそう! と頑張るからなんです。

で、その上澄みだけをいただくシステム。

学習塾と言いましたが、本当は「宗教」だと言いたい。

今の宗教は完全にビジネスですので、いかに信者を増やしお布施をさせるか、そして勧誘をさせてその「ご褒美」をあたえ、さらにやる気にさせていくという「ネズミ講」のようなものです。

アイドルグループも実は似たようなシステム。

おそらく、松井さんは良い意味で「普通の人」で、それに「気がついてしまった」のだと思います。

そして、やる気のスイッチがある日からカチっと落ちるようになっていって、その数が増えていき、ある日電源のコンセントがぬけた。

一度こうなると、復活してもまた同じようなパターンを繰り返します。必ず。
アイドルファンは次に行くのも早いので、普通に暮らして普通のおばちゃんになるのが幸せなのかもしれません。

 

 

連載中 ~
 
義理チョコ ニュースサイト しらべぇ
 
 

義理チョコ 笑うメディアクレイジー

 
 
 
星 小川満鈴への講演・執筆・出演等のお問い合わせはこちらにお願いいたします。