2018年6月1日から主に関東の鉄道会社が「痴漢撲滅キャンペーン」というのをやっています。
駅構内等で小冊子を配ったり、呼びかけて注意を促したりしているのですが、これ、本当に効果あると思ってやっているのかな…。
あのですね、痴漢って「手慣れ」が多いんです。
なので、こういったキャンペーンなんて全く効果ない。
そして、普段から電車を毎日利用している人にとっても、こんなイベントは正直通勤通学の邪魔でしかなかったりします。
おそらくは謎の組織が予算を捻出してやっていることだと思うのですが、まず「キャンペーン」というネーミングは無いわ…。
キャンペーンというのは通常の場合、明るい話題に付くものであって、例えば、29の日は牛肉が安い!全品100円キャンペーン! などと使われるわけです。
この使い方って、極端なことをいえば、誘拐防止キャンペーン! とか、通り魔撲滅キャンペーン! みたいな、なんだか前後が合わないような表現なんですよね。
これはブログ内で何度も書いていますが、痴漢を最も費用対効果を考えて少なく(完全には無理)するには「監視カメラ」を車内や構内に増やす。
これにつきます。
と書くと、車内でも下の方とかでコソコソやるのが痴漢だから意味ない。
とおっしゃる人がいるのですが、あくまでも抑止効果は絶対にあるということ。
例えば、深夜のコンビニに監視カメラがなかったら確実に今より強盗は増えます。
そして、商店街等にも監視カメラは今はほとんど設置されており、確実に抑止効果があります。
泥棒が1番嫌がるのは監視カメラの存在なんです。
その場の「その犯罪行為」が写っていなくても、「こいつはいつも女子高生の背後にいるな」等、十分な情報になるんです。
こんな意味のない無駄なお金を使ったキャンペーンをするならば、そういった設備にお金を回せばいいのにな…って思います。
そのうち絶対に、「なんと! 痴漢撲滅キャンペーンをやっていたスタッフが痴漢で逮捕!」等という、学校の先生が生徒に〜事件が発生する。
笑うメディアクレイジー