パワハラ=パワーハラスメントという言葉が日本で使われるようになってきたのは2003年頃からです。

まだ歴史的には20年も経っていないんですよね。

このパワハラという言葉、最近は毎日のようにどこかで見かけるようになりました。

正確には「なってしまった」という感じでしょうか。

人間というのは「あれば使いたがる」ものです。

ナイフだって持っていなければ使いません。

でも持っていれば使いたくなる人が出てくるわけです。

格闘技というか喧嘩のような話になってしまうのですが、例えば格闘技の世界とかですと、ナイフや刀を持った相手は逆に怖くないという人たちもいます。

それはどうしてか?(あ、私は怖いですよ…笑)

そういう武器を持った人というのは「行動が読める」のだそうです。

つまり、もう絶対に攻撃にその持っている武器を使ってくるから、逆に予想がしやすいって。

つまり、このパワハラも同じで、この言葉と法律(のようなもの)の武器を持った人ってそれを使ってくるんですよ。無料だし。

そして、このパワハラパワハラって言い過ぎる人って私は絶対に人間として伸びないと思っている。

だってね、ちょっと上司や先輩、その他からきつく言われたと「判断」したら、「それってパワハラです!」って言えばいいんだもん。

水戸黄門の無敵の印籠を常に持っている人、しかもすぐに使う人は絶対に成長しない。

スポーツの現場だとして、やる気のない、もしくはやる気を出してあげたい監督やコーチが、やる気ないなら出て行け! と叫んだとします。

でもコーチからしたらこれは上手くなってもらいたいからの「愛」だった。

でも、受け取るバカな生徒は、それってパワハラです! って言う。

これじゃ成長なんてするわけないですよ。

芸能界も同じ、芸能界も体育会系的な要素がありますが、時には大きな声で言われたり、先輩からの愛のムチがある時もある。

それらを糧して、そうか! がんばろう! って思うわけです。

それをいちいちパワハラって言ったり、数年後になってから、あの時こうされたって言うタレントってバカなの? って思う。

それって愛だし、その時は愛として受け取って、それを生かしてやってきたのに、それを翻して裏切る感じ。

これは逆に言えば、自分の最初の計算不足とも言える。想定不足。
世の中はMe Tooだかいうくだらない言葉が出てきていますが、後からなんてなんとでも言えます。

その時に言わなかった自分を恥ずかしく思ってほしい。

そして嫌ならその時点でやめていればいい。それだけです。

後になって人のせいにする人が私は1番かっこ悪いと思うよ。

 
 
連載中 ~
 
義理チョコ ニュースサイト しらべぇ
 
 

義理チョコ 笑うメディアクレイジー

 
 
 
星 小川満鈴への講演・執筆・出演等のお問い合わせはこちらにお願いいたします。