最近は子供でもSNSを利用して、そしてそれがきっかけで誘拐や家出などの事件にもつながってしまうことがあります。

SNSの運営会社さんからすると、そういった小中高生はいわゆる「ドル箱」の客であり、

その子たちから(厳密には親のお金)からいかにお金を吸い取るかを日々研究しています。

私ももちろん経験がありますが、小さい子というのはとにかく「新しいものが好き」なんです。

スマホでもファッションでも芸能人でもとにかく、新しい=良いもの=正しいもの という思考です。

これは仕方のないことで、まだ知識や経験が薄いので、

例えばプラスチックの机が数十年使われている一本木からできた机より良く見える、「味」の部分には意識がいかないんです。

繰り返しになりますが、これは経験が少ないので仕方のないことです。

となると、小中高生くらいがSNSでコメントにつられて何でもやってしまったり、

ちょっと褒められてしまうとあっさりと連絡先を教えてしまうのも仕方ないともいえます。

実際問題、アプリ名はいいませんが、

小中高生が深夜でも学校に行っているはずの時間でも生で数人、もしくは視聴者がゼロの状態でも生配信をしています。

そして、「コメント待ち」とか「質問なんでもOK」「お風呂あがりに〜!」とかコメントをして見る人を待っています。

しかも「無料」。

どうしてこういうことが起きているのか?

答えは簡単で、「さみしい」から。

この「さみしい」には色々な要素が含まれまして、

ここに「ポイント目的」というものが入っていきます。

それはアプリなどによって違いますが、

このポイントは視聴者の数や「いいね」的な量で決まり、

それでスタンプのようなものを買ったり、実は現金として変換することもできるんです。

これってすごい怖いことですよね。

新しいバイトの形と言えば形ですが、法的に年齢的にも大丈夫なのか?

そして最も問題なのが、そのサービスを提供している運営会社なんだと思うんです。

例えば、よくクラブとかが「踊る場を提供した」などで摘発されますが、これと実は同じですよね。

しかも彼女たちは危険に関して無知です。

それを利用して広告で稼いでいるわけです。
これがありだとしたらもう何でもありになってしまう。

そして、そういう配信をしているのを知っていてやめさせない親に一番問題があるんですよね。

ある意味、育児放棄とも十分に言えると思います。

 
 
 

グラサン 笑うメディアクレイジーにて連載中 グラサン

https://curazy.com/archives/206397