最近は発行されてすぐにネット上で漫画や雑誌が無料で読めてしまうという状況になっています。
もちろんこの無料というのはアマゾンとかDマガジン等のしっかりと契約しているものではなく、
無断掲載の話です。
私はこういうやつで買わずに読んでいる人が心底嫌い。
乞食に見えちゃう、寄生虫というか。
腹が立つのであえてその手のサイトの名前は出しませんが(宣伝に加担したくない)、
こういう違法サイトで買わないで読んでいる人ってどんだけ貧乏なんだろうって思う、もちろん心も実際にも。
よくこういうサイトで読んでいる人が言う自己擁護の理論があるのですが、
「宣伝になっている」「売り上げは落ちていない」「読んでから欲しい人は買っている」と言うんですよ。
正直嘘つけって思いますよね。
じゃあその人の閲覧履歴をすべて調べて本当に自宅にその雑誌や漫画がすべて揃っているか調べますよ、って言ったらどうなるだろう?
そして恐ろしいのがアップしている人も読んでいる人も、
中にはリアルに罪の意識がないという根深い恐怖なんです。
これ、本当にいるんですよ。
すごいですよね。
この人たちがやっていることって、
田舎にあるおばあちゃんとかがやっている無人の野菜販売所でお金を入れてください、
という心のやりとりに対してお金を入れずに野菜はもちろんお金の入った入れ物まで持っていくのと同じことですよ。
おそらくそういうリアルな場所だとその人たちはビビリなのでやらないのでしょうが、
誰も見ていないネットだとやるんですよね。
日本人って怖いですよね。
表向きにはオリンピックをみて、頑張れ日本! なんてやっているのに、
裏では海賊版の漫画を違法で読んで笑っているんですから。
どこが美しい国なんでしょう?
そして最も大事なのは、
この人たちは自分たちの楽しみを自分たちで無くそうとしているんです。
作者にお金が入らなければ漫画を描く人なんていなくなります。
つまり、自分達で自分達の楽しみをなくそうとしているのに気がつかない。
普通のスーパーマーケットだってそうですよね、
万引きが増えればそのお店はやっていけなくなる。
それと全く同じなのに誰も見ていないネットだとそれをやる。
もし将来、自分が必死になって書いた作品で同じことされたらどう思うんだろう?
まんが道でも読んで考え直してください。