オリンピックで素晴らしい成績を残すとともに、
その他、その気さくなキャラクターなどで今人気のカーリングの女子選手の方々に芸能界の色々な事務所が興味を示しており、
おそらくは今後、カーリングの選手の中から数名が芸能界に入っていくと思います。
この芸能界への流入について反対意見の方がほとんどだというのでちょっと驚きです。
でももちろんその感覚も分からなくはないのですが、
おそらくは真面目にスポーツ一本でこれからも爽やかにやってほしくて、
ドロドロの芸能界になんて入ってほしくない! という親心といいますか、
ファン心理なんだと思います。
でもね、そのように芸能界などに入ることを反対している方々って
本当に選手たち本人のことを考えているのかな? とも思うんです。
まず、オリンピックに出た今までのこのようなパターンの選手を見返してみると、
オリンピックの開催中や終わってからしばらくはいいのですが、
日本人の習性として、
しばらくすればあっさりと忘れてしまい、
懐かしいねーいたねーという事になるんです。
私はこの芸能界入りに反対! というファンの方々が
このカーリングの選手達を金銭的に一生支えていく覚悟があるのなら強く反対してもいいと思うんです。
しかし、実際にそういう人はいません。
そう考えるとオリンピックに出たからと行って一生オリンピック選手らスポーツ選手として生きていく必要なんてなく、
逆にそのオリンピックという冠が人生の邪魔になってしまうことさえあるんですよね。
オリンピックというのはイベントであって国の公的機関だったりするわけではありません。
つまり、オリンピックでメダルをとったからといって一生それで食べていけるものではないんです。
そう考えると個人的には芸能界だろうとお店を開こうと普通の会社員として頑張ろうと、本人が決めればそれで良いし、
一過性のファンがどうこう言う権利はあまりなく、
本人の人生の邪魔になってしまうこともあると思っています。
16年前のオリンピックで同じように騒がれたオリンピック選手の名前を全て言える人なんてほぼいないのですから。
良くも悪くもオリンピックはそんなものなんです。
個人的にはあえてドラマとかでの演技を見てみたい。
そんな気がします。