最近、フェイスブックでなかなか出会いのない、婚活をしてもなかなか結果が出ない方のためのグループを作りました。

どうしてこういうグループを作ったかといいますと、

SNSでの男女の出会いがもう当たり前の時代、

なんとも変な人、間違ったやり方をしている人、怖い人、残念な人、が多いと感じたからでもあります。

また、そういう方々に少しでも出会いの場、紹介の場を作って幸せになってもらいたい! という気持ちがあったからなのです。


では、私がSNSだけでなく、「怖っ」といいますか、

なんだか正体不明の「ゾッと感」を感じる人のことを書いてみたいと思います。

まず、よくニュースで教育をする立場の人等が性犯罪等を起こすと、

大体がその人物のことを

「いやーあの人はいつも笑顔で子供に優しかった」とか、

「そんなことをする人とは思えない!」、というインタビューが流れますよね。

私はこの、「いつも笑顔」の人にすごい恐怖を覚えるんです。

言い換えると「いつも良い人」というものに違和感を覚える。


藤子不二雄さんの昔の漫画、魔太郎が来る、とかエスパー魔美等によく出て来ますよね、このタイプ。

転校生が来ると、僕がついてるから大丈夫だよ! 級長だから! 的な感じで、

結果的にそいつが一番のいじめっ子だったりするというパターン。

この「いつも笑顔怖さ」というのはなんなのか? と考えていくと、

人間というのは喜怒哀楽がバランスよく存在しているからこそ成立するように思うんです。

そして、ある意味で笑顔は怒りを隠す表情である場合もあるし、その逆の場合もある。

悲しいからこそ笑顔の事もある。

 

でも、いつも笑顔という人は「読めない」んです。

その笑顔の裏にはその分の「闇」が隠されているように感じるんです。

そう、このいつも笑顔の人は保険とか住宅販売とか営業系に多い。

と、誤解してほしくないのですが、

仕事中はそれが良いと思いますし、そうでないといけない。

でもプライベートはもっと人間でいい。

 

例えば、日本の航空会社のCAさんって基本いつも笑顔ですよね、

でもアメリカのCAさんって、あからさまに嫌な顔もするんです。

でも不思議とそっちの方が安心できる。

 

いつも笑顔って逆に後で

「あの客覚えてる? 超キモくなかった? 笑えるー」とか言ってそうな気がしてしまう……。

その分、このアメリカのCAさんはその時点で嫌な顔も文句も言うので後をひかないような感じがする。

私はたくさんの職種、年齢の方と会ってきた方だと思うのですが、

この「いつも良い人」が本当に怖い。

逆に自分をどんどん出して、相手に対して怒る、悲しむ、ある意味ズルい部分が見えた方が安心するんですね。

日本のお店や会社の部屋等に、標語みたいなものが貼ってあって、

「いつも笑顔で接客します」とか書いてあると逆にゾッとする…。

そんな風に義務の笑顔ならいらないし、本当に楽しく笑顔になってしまう職場でないからこそ、標語を書いて無理に義務化しているんだなって思ってしまう。

皆さまはこの笑顔の恐怖、どう思いますか?