心屋カウンセラー   オガワ  ハル






自分は何者か


誰かみたいになれば
輝いて
悩みもなくて

欲しいものは手に入ると

そう思っていた。

力は本当の自分に気づいた時に発揮される



そう気づき


私は
誰だ
何が得意だ

何が 好きだ

私が私である 証拠は


理想の自分へと自分を操る


絶対やれる 
そう信じて自分を追い詰める


あれもこれも目の前の物をがむしゃらに手に入れ
理想の自分に近づいたはずなのに



手に入れた物が 重くて邪魔で
もう1歩も歩けなくなる。


いろんな物を
失い
手放す





自分の過ちと
自分の弱さから沢山の鎧を身につけた 過去を

その自分の弱さを  認めてみた。



何もかもなくした はずなのに
それでも
私の中に 残っているものがあった。



私に必要なもの全てだった。


このままで いい。

弱いままで
強いままで


そのままで いい。



自分に問いかけ続け わかった


今までの全ての私が私だ。


そうやって

今も
これからも

ここで
この場所で  暮らす。


目の前の事に 全力投球

たまに泣いて
笑って
怒って

好きになったり
嫌いになったり

目の前の事を愛し 生きる。

なんか知らんけど


今は まぁ楽だ。