こんにちは!
1日1分の”ロジトレ”で
気持ちの切り替えができない子とママの
イライラをゼロにして
ロジカルに行動できるようになる!
発達科学コミュニケーショントレーナー
小川さとこです。
今回は、二つ同時に指示をすると、子どもが行動できない理由についてお話していきます。
着替えたら、パジャマは洗濯カゴに入れてね~と声掛けしても、
パジャマは脱ぎ捨てたまま、
着替えさえもままならない!
そんな経験ありませんか?
発達凸凹キッズが、複数のことを同時にできない理由は、
不注意でやるべきことをすぐに忘れてしまったり、
脳の凸凹の影響で、脳が異なる動作を同時に処理できないことなどがあげられます。
例えば、
黒板を見て、ノートに字を書く場合は、黒板を見て理解をしながら書きます。
電話の話を聞きながらメモをするなどは、聞きながら書く動作をしなければいけません。
そのため、
一度に複数のことをすることが難しんですね。
そんな場合は、
順序だてて、一つずつ指示ということが大事になってきますが、
もうすでに、気を付けて対応している方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そうなんです!
お母さんは一つずつ出しているつもりなんですよね。
指示としては一つなんです。
けれど、
脳のレベルで考えると、こっちは一つだと思って指示を出しているつもりでも、
脳の処理を考えると、実は複数になっているんですよね!
例えば
「靴を履いて」と指示した時、
お母さんとしては、わかりやすく一つの指示をしたつもりですよね。
しかし、
靴をはく一連の動作を考えたとき、実は複数の脳の回路を使うんです。
脳がどんな回路を使うかというと、
まずは、靴をどこにあるのか見つけるために、視覚・注意力・探索機能を使って、
同時に処理していきます。
不注意な子については、見つけるのにも、視覚と注意力の両方の機能を使っています。
靴が見つかったら
靴を手元におく作業をします。
その時は、靴を触りに行く、持って寄せる行動、手を伸ばす機能、見る機能と運動機能
を使っています。
靴を履くときは、右足、左足を靴にいれる運動をします。
靴を履く動作だけで、
こんなに脳を使っているなんで、考えたことありますか?
脳の働きを考えると、
一つ一つの動作も複雑で難しいんですよね。
だから、
お母さんは、その時間を見立てて待ってあげることが大切になってきます。
でも、そこを乗り切ると、その後は脳がしっかりと動作を覚えて、
行動が早くなっていきます。
じっくり待つのは最初だけなので、その時こそ、待つということを気を付けて欲しいと思います。
お母さんとしては、一つの指示しかだしていないつもりですが、
脳の処理的には、沢山の機能を同時に使っているので、それを理解して、
それを見守りながら、声をかけてあげて下さいね(^_-)-☆
複数のことを同時にすることが苦手な子は、
とにかくゆっくり待ってあげて、
できた時はしっかり褒める!
そうすることで、一つ一つできることが増えていきますよ(^^♪
参考にして頂ければ、嬉しいです(^_-)-☆
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発達科学コミュニケーション
小川 さとこ