高橋悠治の対談本ピアニスト高橋悠治の本は音楽から哲学的なことまで入ってくるので難解な部分もあるが、とても示唆をもらえる。ここに収録されてる80年代の対談は音楽以外の分野の話題が飛び交うと、当時のポスト構造主義からきてると思われる横断的思考パターンがかなり顔を出す。それは時代もあるのか。平行しながら柄谷行人を読んだりするとちょっと面白い。なんか今年は聴く音楽もだけど、いろいろと80年代だったな。