仕事の丁寧さ、プロセスの美しさの正体 | カエルかえるカフェ小川町店店主♪毎日がカエルまつり

カエルかえるカフェ小川町店店主♪毎日がカエルまつり

カエルの詩人と称される草野心平の故郷・福島県いわき市小川町のカエルカフェ。
●営業日:金・土・日・祝日
●営業時間:11時~17時(金曜日は12時~15時)

カエルカフェでいっしょに働く
あやこさんもくみこさんも
仕事がものすごく丁寧です。


とくに、忙しくて洗いものがわんさかたまったとき
その丁寧さを痛感します。


サイズの異なるお皿や小鉢、ごはん茶碗やスープの器など
シンクのなかがごっちゃごちゃでカオス状態なのに
おふたりが洗いだすと
まずは大皿が片づけられ、次に中サイズの皿が片づけられ
そして、ごはん茶碗と汁椀へと移り……という具合に
秩序だって片づいていきます。


洗ったものは水切り台の上にきれいに並べられ
カオス状態だったシンクのなかまで
いつのまにかごはん茶碗はごはん茶碗で
小鉢は小鉢でまとめられている。


プロセスが美しいわけです。




上にある食器から手当たり次第に洗い
洗ったものは無秩序に積み上げていく。
雑なわたしには到底マネすることはできません。


でも、わたしにだっていいところはあるし
雑は雑でいいではないか。


マネできないじぶんへの励ましも込めて
そんなふうに安易に結論づけていたのですが
先日、お料理教室に行って
「やはり丁寧で美しいほうがいい」と思いなおしました。




お料理の先生は伊藤晶子先生


先生の手さばき、包丁づかい、素材の扱いひとつとってみても
丁寧で美しく。


見ていてとても気持ちがよかったからです。




丁寧さや美しさは
扱うものへの敬意のあらわれ。


雑に扱うことはつまり
敬意が足りないということ。


あらためたいです。