お助け男子のたっちゃんです
建設業界で働く女性
ってカッコいいですよね。
男性たちに混ざり女性ならではの視点で細かな所にも気がつくのは女性の強みと言えます。
僕は、10代~20代前半に
建設業に携わっていました。
土方、鍛冶屋、ペンキ屋、とび職と様々な現場に行きましたが、
現場で働く女性は殆ど見かけませんでした。
たまに
内装屋さんで大きい現場で見かけるくらい。
その位、建設業界で働く女性は少なかった。
数年前はそうな現場でした。
しかし今は変わりつつあります。
平成26年8月に国土交通省と業界団体で
もっと女性が活躍できる
建設業行動計画
を策定し
誰にでもわかりやすく10のポイントで啓発活動を行っています。
テーマは
「女性技術者、技能者の5年以内の倍増を目指す」
ポイント①
建設業界を挙げて女性のさらなる活躍を歓迎
ポイント②
業界団体や企業による数値目標の設定や、自主的な行動指針などの策定
ポイント③
教育現場(小中高、大学等)と連携した建設業の魅力ややりがいの発信
ポイント④
トイレや更衣室の設備など、女性も働きやすい現場をハード面で整備
ポイント⑤
長時間労働の縮減や計画的な休暇取得など、女性も働きやすい現場をソフト面で整備
ポイント⑥
仕事と家庭の両立のための制度を積極的に導入、活用
ポイント⑦
女性を登用するモデル工事の実施や、女性を主体とするチームによる施工の好事例の創出や情報発信
ポイント⑧
女性も活躍しやすい教育現場訓練の充実や、活躍する女性の表彰
ポイント⑨
総合的なポータルサイトにより情報を一元的に発信
ポイント⑩
女性の活躍を支える地域ネットワークの活動を支援
このように
政府や業界団体も女性が活躍できる建設業界を目指して活動されています。
特に気になったのが
ポイント③④⑤⑥⑦
③は、これからの若い女性世代に
建設業界の魅力を知って頂くために
必須の活動です。
どんどんPRする必要があります。
(なんだったら僕やります)
④は、環境設備としてコストがかかりますが
長い目で見れば長く働いて頂くための「投資」になるので思い切った設備投資が必要です。
⑤⑥は、工期が間に合わないなどの有りがちな残業には女性社員は定時退社、或いは残業無し制度の導入。
お子さんの運動会、個人面談、事業参観等の
決まった行事に参加するための休暇を取りやすくし、長期休暇など家族と過ごす時間を大切にする工夫が必要。
⑦は女性が主体となった施工事例や特徴、それらをお客様に目に見える形とし
女性ならではの視点で施工することの利点をPR
するのに効果的です。
この様に男社会のイメージが強い業界も
様々な取り組みを行っています。
これによって建設現場で働きたいという女性が増えると建設業界のイメージも変わってくるのかも知れませんね。
今日もありがとう。