私の推命学を振り返って見て、現在感じることは、推命学とは単独に存在して自立した学問ではなく、五行断易と表裏一体をなしている占術の学問であった、と言う事をつくずく感じます。

 

 私も、金澤伸介先生の断易を学び習得していなかったら、迷妄で出鱈目な四柱推命の学問に迷う事のみを教えられ、背骨を通すことがで出来ず、今の一般の推命学者の様に、この世界に迷い、いまだに推命の世界に迷っていたと思います。この出鱈目な四柱推命の世界に迷って居られる皆さんも、金澤伸介先生の独歩真伝を読んで、推命の学問にも筋を通して、活力を頂くことをお勧めいたします。

 

 独歩真伝は隠れた名著で、有名な書物では有りませんが、非常に優れた書物で、推命学にも非常に深い厚みをもつことの出来る理論を、備えている書物です。

 

 金沢先生の親友には、我々の先輩であり、出来過ぎるために阿部泰山先生から、嫌われ破門に成った、三上槐山先生と親交があった方で、三上流の調候用神法の理論も習得された、方でしたので、推命を理解されるにも非常に役に立つ、理論が散りばめられています。

 

 是非、推命学を目指す人や、五行易を断易だと間違って信じている方々は、この書物を読めば、好い道標に成ると思います.

 

 皆さんも運が良ければ、この本に出合えるかもしれません、幸運を祈って居ります。