関西の高瀬さんのワークショップ
こんばんは。
最近、やっと秋らしくなってきましたね。 ちょっと気温が下がるのかと思い、厚着をしているとそこまで寒くもないので、むしろ暑いくらいです。
暑いと言えば、これも暑かった。。。
はい、最近引っ張っている、23日まで開催していた渋谷Bunkamuraでの万華鏡展の特別企画で、開催していたワークショップについて本日も書きます。
前回は佐藤 元洋さん。
今回は関西の雄、高瀬 義雄さんです。
高瀬さんは、知る人ぞ知る関西の雄。
以前から関東では万華鏡アーティストはとても多いのですが、関西では関東ほど多くはいませんでした。
それが、高瀬さんの指導と、育成により多くのプロフェッショナルな万華鏡アーティストが関西でも登場してきました。 現在、我々ヴィヴァンが開催している万華鏡展でも人気ラインとして定着している、鈴木 明子さんや大塚 新子さんも実は高瀬さんからの指導を受けて、人気万華鏡アーティストになったのです。
高瀬さんは、基本のミラーシステム以外にも独特な発想力により、変幻自在に鏡を操り、不思議な映像の万華鏡もこれまでに数多く発表してきました。
そして、高瀬さんの基本的な万華鏡に対するコンセプトとして、外装よりむしろ鏡のトリックによる映像表現~を追求している、といえましょう。
今年の高瀬さんのワークショップでは、僕と高瀬さんとの打ち合わせの段階で、今年のワークショップはどういうタイプでするか?
で話し合いがありましたが、高瀬さんとしては「未だ関東の人は誰一人として知らないミラーシステムをやろうか!」
などのご提案があったのですが・・・・ あまりにも難しいミラーシステムだったので、失敗される方が続出してしまっては、これも企画者の僕としては重大な責任になってしまいますので、さほど難しくなくそれでいて、興味を
持っていただけるような万華鏡をお願いしたのです。
それが、「雪の結晶」と「オーロラ」です。
では、写真にいきましょう。
超満員だった、「雪の結晶」のワークショップシーンから
この高瀬さんの「雪の結晶」に一回でも参加していただければ、万華鏡映像の見せ方の応用がかなり出来るようになります。
ちょっとしたことなんですけどね。
1テーブルごとに回る、高瀬さん。 細かいところのテクニックはやはり、高瀬さん本人のデモンストレーションを見せることにより、理解が深まります。
真剣に聞かれている参加者の皆様。
万華鏡の命ともいうべき、鏡の組み合わせのチェックをしてくださる、高瀬さん。
先ず、鏡のカットの精度の高さで言えば、関西では当然、高瀬さんがトップクラスです。 その高瀬さんご本人が
参加者分のミラーをカットしてくださったものを使えるわけですが・・・
次の問題は組み立てが上手くできるかです。
この組み立てが上手くいかないと、「雪の結晶」の映像も、そして応用も上手く表現できませんので。
解らないことや、質問にも丁寧に答える高瀬さん。
さすが、大阪で何百人もの人に万華鏡を教えてきただけあって、慣れてますね。
淡々と進められていく、高瀬さんは時間配分なども正確に計算しながら、ワークショップをこなしてくれます。
この日のために、お忙しい中わざわざ大阪から駆けつけてくれました。
(実はこの日、高瀬さんは名古屋で万華鏡展をプロデュース開催されている期間中を抜け出して来てくれたのです)
僕のワガママを聞いていただき、本当にありがとうございました。
また、参加していただいた皆様、お疲れ様でした。 ありがとうございます。