今私は、花粉症からの重症化で幅鼻腔炎を併発させ毎日体がダルく、頭が重く、寝るに寝れない日々を送っているが、早く病院へ行かなかった代償を今払っている。
症状が出る前、私は台風10号による災害で、全面的な河川工事を本格的にし始めた川を見に行った。
日本有数の名水がある川や、サクラマス等で有名な川、様々な川を見て愕然とした。
本流筋は掘られ、埋められ。
更に護岸が進められ。
水は濁っている。
もうここまで来ると取り返しはつかない。
2度とあの景観は戻ってこないし、魚達も水もあの頃に戻らないかもしれない。
戻ったとしても何年後になるかわからない。
確かに人間の為に工事は少なからず必要だろう。
だけど、自然には必要ない。
今までも、何千年の歴史のなかで、自然が作り出す物は自然に壊れた物が、戻って行くことて出来上がって来たはず。
川の流れ、水質、魚達だって。
この自然治癒があるからこそ、水害の後、たった数年間で手付かずの川が再生し始め、魚が戻り始めていた。
それを人間のエゴで壊している。
こんなことをいつまで続けるのだろう。
いつになったら気づくのか。
人間がすべき事は、最低限の事だけて、自然を自分達の良いように作り替える事ではないと私は思う。
この代償は計り知れない。
もう川は死んだ。
生きている数少ない川もいずれそうなるかもしれない。
だから、写真や映像、脳裏にしっかり焼き付けて行きたい。
そして、これを読んで下さっている皆様にもそうしていただきたいと思う。
いつまでもあると思うな親と自然。