本日の秋田魁新聞に、なまはげの面の復活記事がありました。
なまはげは、地域によって面が全く異なり、「なまはげ館」でそれらを集めて展示しています。囲まれると圧巻です。地元の人でも知らなかった、隣の地区のなまはげ面。ぜひ一度みていただきたいです。
なまはげを家に上げないところが増えている、人手不足でできない、など、ネガティブな部分が取り上げられることがあり、よそから心配されることも。ただ、地元では粛々と、そしてこの復活面の記事でもあるように、時にワクワクも感じながら、続けています。男鹿の誇りです。
先日、山形からいらした若いお母さん。お子さまが「鬼怖い」というと、「なまはげは鬼じゃないんだよ、神様なんだよ」と言ってくれていてビックリしました。本当のなまはげを理解してくれて伝えてくれる、ありがたいです。
私たち観光従事者が、なまはげを観光素材として使わせていただいているけれど、それ以前に大切な伝統文化だとちゃんと心して伝えていかないと、と改めて思いました。
今日は大晦日。なまはげが来ます。一年、自分のなかに貯めてしまった厄を祓ってもらって、新年を迎えたいと思います。
みなさま、今年一年も大変お世話になりました。行き届かないことが多く、自己肯定感がひたすら落ちていく辛い日々でしたが、来年寅年は、楽しく笑って過ごせる日が一日でも多くなるよう精進して参ります。ありがとうございました。良いお年を。