何年ぶりだろうなぁーと考えてみたら、おそらく24.5年ぶりとかかなーと。
高知県の山奥で、今はアンパンマンミュージアムなんかで有名になったあたりなんですが、かなりの秘境。いまでもバスは1日に二本、朝と夜。
印象に残っているのは緑と赤の鉄橋。と緑色の綺麗な川。
たまには自分の田舎に帰らないとあかんなと思った。田舎があるのは幸せなことですもんね。しばらくこの景色を眺めて色々思いだしていたんですよ。
崖で遊んでいたら、滑って上にも下にも行けずにどうすることもできずにあたふたしていたら助けを聞きつけた叔母さんが私を見て腰抜かしてしまって後に親父がロープで引き上げてくれたこと。
はじめて高知で食べたカツオのたたきがカツオが見えない程薬味強烈に乗っていた事。
ご飯に土佐鶴かけてのおちゃけかけ。お茶漬けやなく、おちゃけかけ。米とコメやからうまいとおじさんに言われ兄貴が真似して食べていた事。
買い物に行くのにタクシーでいつも言ってると言うので私の車に叔母さん乗せて近所のスーパーに買い物にいったらハマチの色が悪かったこと。 で、近くの集落では向こう岸からワイヤに吊るされたカゴで食品のやり取りをして買っていたと言う事。先にカゴに必要な品を書いてお金を入れてからお釣りとともに商品が来るということ。
先祖代々の墓に行ったら見晴らしがすごく良かった事。ここなら土葬でお願いしたいと思った事
その帰りにやぶ蚊に刺されたらその瞬間痛かった事。風呂に入ったら治るとおばさんに言われて風呂を木を燃やして沸かした事。それが五右衛門風呂。
五右衛門風呂に入るのが難しかった事。
でも刺されたところが痒くなくなった事。
昔の集落には家がたくさんあり、人もたくさん住んでいたけど、殆どの名前が小笠原で、殆ど親戚やないこと。で殆どの家に池があって鯉が泳いでいたこと、で、それが食用と聞かされたこと。現在では一軒しか見なかったなぁー。
なんか小笠原家家系図があったこと。しかも神道やったりしたこと。
おじさんもおばさんも既に他界していらっしゃるので、家の管理はどうしてるのかなぁーと心配になって近所の人に聞いたら、どうやら親戚のにいちゃんが年に一回は掃除に来ているという事。なんとなく安心したけど、わしもやらなあかんのちゃうかなーと思った事。
一気にタイムスリップしたなぁ。
思い立って桂浜に行ってみた。
大阪の小笠原家のお墓には五色浜の石を並べたりしていますが、昨今のニュースでは桂浜の侵食も激しく、五色浜も今は海の下だと。
石ないかなーと探していたらお土産屋さんで見つけたから、アメリカに行くまでにはお墓に納めようと買ってきた。
今では素人では石をとれないよとお土産屋さんのおじさん。
綺麗な石やなぁ。水につけたらもっと綺麗になるんよね。色が更に鮮やかになる。