横山典弘は大嫌いな騎手だけど、京都記念は ◎マテンロウレオ(4番人気) で攻めてみるかな。また期待ハズレの騎乗を見せられる気がするけど・・・

本日は府中で 共同通信杯 観戦。こちらも迷うけど、6番人気のルメール(ショーマンフリート)にしておくかな。京都以上に自信はないけど・・・

 

*************************************************

 

『ローマ展』鑑賞が終わり、この旅行の美術面の目的は果たせたので、ランチで一服。館内にあるレストラン(ホテルニューオータニ博多が運営する プルヌスで頂きました。私が入店して暫く後、満席になりました。人気店のようです。


鯖だったかなあ? 3種のソースが美味だった♪

 

 

ランチの後は1F古美術展示室(コレクションルーム)へ。

観覧料200円(私は『ローマ展』のチケットを購入したので無料)。

 

↓桜・新緑・紅葉に彩られた吉野の山々が色絵として描かれている逸品

野々村仁清 《色絵吉野山図茶壺》 [重要文化財]

 

↓地下鉄 大濠公園駅の壁絵(左は 土佐光起《源氏物語図屏風》)

 

企画展は美術館が所蔵する『狩野派絵画名品展』でした。

 

永徳 はありませんが、狩野派の礎を築いた 元信 や江戸狩野を率いた中興の祖 探幽 の重鎮作品があります。安信・益信・常信・昌運・伊織 らと併せて、全15点の展示。

 

伝・狩野元信《豊干禅師・寒山拾得図》

 

 

狩野探幽《黒田忠之像》

 

狩野探幽《寿老人・松鶴・竹鶴図》》

 

狩野派というとお堅いイメージがありますが、とっつきやすくするためにでしょう、くだけた解説文が面白かった(※ 探幽作品の代表的な形容が「瀟洒」)

 

狩野安信《竹虎図》 黒田家の屋敷にあった襖絵

 

確かに、猫ちゃんみたいだ 爆  笑

 

↓確かに、探幽のフォロワーみたいな常信

狩野常信《松に小禽・柳に白鷺図屏風》 

 

 

↓お堅い狩野派にあって、”笑い”をとろうとした 狩野昌運 《異代同戯図巻》

安信の弟子で、福岡藩御用絵師も務めました。

 

 

 

勿論、真面目な絵も描きました。

↓は 雪舟 も模写した 李唐 の牧牛図(渡河)。

↓は 雪舟 による模写(昨秋、山口県立美術館で観覧)

[本展では展示されていない]

 

昌運は過去に観た記憶がなかったので、楽しめました。

200円で上記のような狩野派コレクションを観覧できるのは驚きです。

 

続いて、2F展示室へ。この美術館が誇る西洋画を中心とした展示になっています。
ダリ、ミロ、シャガール、デルヴォー、ウォーホル、バスキア、デュビュッフェと並んで 草間彌生《夏》が展示されています。殆どの作品は撮影不可。

ここは展示品の入れ替えは少なく、過去2回の訪問時に観た内容と大きな変化はないので、流して観ました。

ジョアン・ミロ 《ゴシック聖堂でオルガン演奏を聞いている踊り子》

[2022年 BUNKAMURA で開催されたミロ展で撮影]


展示室の後半には、マーク・ロスコ、アニッシュ・カプーア、田中敦子、白髪一雄 の作品もありました。
↓は新規収蔵作品の 塩田千春《記憶をたどる船》

 

記憶をたどるか・・・

↓マリアンヌ・フェイスフル(60年代の英国アイドル歌手で、ミック・ジャガーやキース・リチャーズとも付き合っていた)の変わり果てた姿と声が衝撃だったMV

 

 

 

 

インカ・ショニバレCBE《桜を放つ女性》


 

『ローマ展』『コレクション展』+ランチ

福岡市立美術館を堪能しました ニヤリ