今年は好調な我らが北海道日本ハムファイターズ。しかし6月に入ってからは勢いに陰りも出て、一時は9つあった貯金も3まで減ってしまいました。
最近の戦いを見ると、ヒットは出ても繋がらない。点を取ってもダメを押せない。鉄壁を誇っていたリリーフ陣も打たれてしまうと、何か噛み合わない試合も増えています。
昨日の試合もそうでした。初回、埼玉西武ライオンズ先発の武内選手の立ち上がりを攻め立てながら、「あれっ?2点しか取れなかったの?」という攻撃に始まり、2回裏には2四球とエラーが絡み、ノーヒットで同点に追いつかれる始末。その後もヒットは出ても得点は入らず、もどかしい流れで延長12回裏まで行ってしまいました。
2死1、2塁という場面でジャイアンツから移籍後初出場の松原選手がレフトに打った大飛球。やられたと思った次の瞬間、奇跡が起きました。
こんなプレー、めったに見られません。ショートのすぐ後ろまで前進していたのに、キャッチしたのはウオーニングゾーン付近。まったく無駄なく快足を飛ばしました。しかもこの五十嵐選手。DHに入っていたのに、それを解除してこの回の守備についていました。起用した新庄監督のファインプレーも光ります。
週末は首位ホークスとの3連戦。いまの勢いの差では3連敗のおそれもあると思っていましたが、この五十幡選手のプレーで奇跡を引き寄せ、いい結果に繋げてほしいと思います。
絶対勝つぞ!ファイターズ!