大相撲3月場所も中日を終えましたが、ここまでは荒れる春場所にふさわしい経過となっています。
初日に黒星発進をした横綱照ノ富士は休場し、8戦全勝でトップを走るのは新入幕の東前頭17枚目尊富士。7勝1敗で続くのは入幕2場所目の西前頭5枚目大の里と、注目の若手力士が大活躍をしています。
これに6勝2敗で続くのは、西大関豊昇龍、東大関貴景勝、新大関の西大関琴ノ若、東小結阿炎、西前頭10枚目御嶽海、西前頭11枚目佐田の海、東前頭12枚目湘南乃海の7名という混戦模様です。
明日は尊富士が東小結阿炎と、大の里が西関脇若元春との取組が組まれ、これから両者とも上位と当てられるでしょうから、このまま走ることは難しいでしょう。後半はますます混戦模様となり、優勝ラインは12勝3敗くらいまで下がるかもしれません。優勝決定戦もありそうですね。
若い力士たちが突っ走るのか、上位陣が実力を発揮するのか、新大関優勝があるのか。後半戦からますます目が離せません。