旭川市博物館 | 神社仏閣旅歩き そして時には食べ歩き

神社仏閣旅歩き そして時には食べ歩き

還暦を過ぎて体にトラブルが出始めて、ランニングを楽しめなくなりました。近ごろはウォーキングに軸足を移して道内の神社仏閣を巡り、御朱印を拝受したり霊場巡礼を楽しんでいます。いつかは四国八十八ヶ所巡礼や熊野詣をすることが夢です。by おがまん@小笠原章仁

(令和6年2月19日訪問)

 これまで何度か大雪クリスタルホールを利用して、入場料がかかるエリアがあるんだなあという程度の認識しかなく、そこが博物館とはまったく知りませんでした。

 最近は私の中でアイヌ文化への知識欲が増しており(ゴールデンカムイの影響です)、情報を探していると、旭川市博物館の展示が充実していることを知りました。そこで旭川市内で所用のあったこの日、帰りに立ち寄ってみました。

 受付を過ぎると、まずアシリパさんの色紙が迎えてくれます。

 



 中に入ると1階は「先住の民アイヌの歴史と文化」の展示となっていました。これが思っていた以上に充実した展示内容でした。ガラス越しに見るものが大半だったのはちょっと残念ですが、アイヌ文化について、特に上川アイヌについての勉強になりました。

 

 

 

 

 

 

 



 欲を言うならば、日本遺産に認定された『カムイと共に生きる上川アイヌ~大雪山のふところに伝承される神々の世界~』についてはここに行けばわかる、といった包括的な内容の展示があれば……と思いました。

 地下も展示室となっており、こちらは「厳寒を生きぬく動植物と人」に関する展示です。こちらも見ごたえある内容の展示となっていました。

 入館料は350円ですが、その倍以上の価値はあると思います。