奉安殿とは、戦前の日本において天皇陛下と皇后陛下の御真影と教育勅語が納められてた建物で、全国の小学校に設けられていました。
戦後、GHQの指令により廃止が決定し、その後文部省から全面撤去するよう指示が出されました。
しかし中央からの指示はあくまでも「撤去」であるとして、移設や小学校の敷地から切り離すことで解体を免れた奉安殿が現在も存在しています。
中には神社の御本殿などに利用されているものも多くあり、奉安殿を見かけるとじっくり眺めるようになりました。
そんな奉安殿。これまで寺社を中心にいくつか見てきました。私がこれまで見てきた奉安殿を写真集として整理して、7月30日のブログに書きました。
その後訪ねた奉安殿について、整理してみたいと思います。
⑪令和5年9月30日
東風連神社御本殿(名寄市)
(東風連小学校)
⑩令和5年9月26日
琴似神社境内(札幌市)
(琴似小学校)
⑨令和5年8月12日
中湧別神社境内(湧別町)
(中湧別小学校)
あとから奉安殿があったと知って悔いが残ることも少なくありませんが、そういうことのないように事前によく調べておきたいと思います。