1月の北海道新聞読者の声に、母の樺太からの引き揚げの思い出について書きました。後に留萌沖でソ連の潜水艦により撃沈された小笠原丸に乗っていた母は、稚内で下船したおかげで命拾いをしました(同じ船には後の大横綱大鵬も乗っていて、やはり稚内で下船していました)。幼い母の眼には、稚内港北防波堤ドーム(利礼ドーム)の威容がいまでも印象に残っているそうです。
そんな母に現在の利礼ドームを見せようと、今年の夏は稚内旅行を予定していました。そんなときに、全国旅行支援の延長も決まりました。利用しない手はありません。早速7月の稚内のホテルを予約しました。日曜日からの1泊なので、クーポンも1人2,000円もらえます。これで晩ごはんも食べられます。
あとは……その日の天気が良くなってくれることを望むのみです。