
伊達市有珠にある大臼山神社は、非常にコンパクトな神社です。三連の鳥居をくぐると、一組の狛犬と拝殿があります。

社殿は流造です。

北海道神社庁のサイトによると、大臼山神社の由来は以下の通りです。
【由来】
創立年代不詳。文化3年(1806)の「有寿《うす》場所様子大概書」、安政2年(1855)の松浦武四郎「回浦日記」、寛政年間(1789~1801)の「有珠会所絵図」、松浦武四郎「東蝦夷日誌」に既に記されている田心姫命・田湍津姫命・市杵島姫命と蛭子神を合祀した弁財天蛭子宮という小祠が起源とされる。当時祀られていた蛭子神は現在祀られておらず詳細は不明、後に境内地整備の際に付近に建立されていた大山祇神を祀る山神碑を合祀したという。以前から弁天宮と称していたが、明治8年に社名を大臼山神社に改称、村社に列せられる。昭和58年には老朽化が進んだため、境内地を整備し社殿を新たに造営、同年10月5日竣功した。
御祭神は、
大山祇神(おおやまづみのかみ)
田心姫命(たごりひめのみこと)
湍津姫命(たぎつひめのみこと)
市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)
です。
拝殿の奥には山神碑があり、その奥には古木シイノキがあります。地元の方々によるとこのあたりは開運パワースポットとなっているようです。


社務所は少し離れたところにある実行教大宮教会の社務所が兼務しており、ここでいただけます。
