2004/04/02 (金) 闘病日記 24日目(退院前日) | 神社仏閣旅歩き そして時には食べ歩き

神社仏閣旅歩き そして時には食べ歩き

還暦を過ぎて体にトラブルが出始めて、ランニングを楽しめなくなりました。近ごろはウォーキングに軸足を移して道内の神社仏閣を巡り、御朱印を拝受したり霊場巡礼を楽しんでいます。いつかは四国八十八ヶ所巡礼や熊野詣をすることが夢です。by おがまん@小笠原章仁

 病院の朝は早い。この病院の起床時刻は6時。そのため洗面所には、「PM9:00~AM6:00の間、洗面はご遠慮ください」と書かれたプレートが貼り付けてある。手術前にいた4階西病棟では、5時45分頃に洗面をしていた人が、「6時まで我慢してください」と看護師さんからやさしく注意されていた。しかしここ3階東病棟ではお構いなし。そのため早い人は5時過ぎから洗面を開始している人もいるし、5時30分を過ぎると洗面所からにぎやかな話し声も聞こえてくる。私の病室の向かいは女子洗面所。いい目覚まし代わりになっているが、調子が悪くて少しでも寝ていたいときには辛いことだろう。

 術後4日目の朝を迎えたが、昨日と比べて劇的に良くなっているという感じはしない。相変わらずへその創を中心に痛い。特に排便時。何故あれほど痛むのだろう?ただ、ベッドに寝たり起きたりするのは徐々に楽になってきている。ゲップなどをするときに感じる痛みもちょっと薄れた。やはり良くなっている・・・のだろう。

 歩く姿勢も良くなってきたように思う。前かがみでなくなってきた。しかししばらく歩いていると、やはりへその創が痛くなる。まだ長距離を歩くのは難しい。

 明日退院ということで、次の通院の予約をするよう指示される。指定された日は4月12日。術後ちょうど2週間だ。回診前に1階の予約受付へ行き、手続きを済ませる。時間は12時からしか空いていなかったが、診察を受けてから地下の食堂で昼食というのもいいかもしれない。

 いろいろと退院準備を進めていく。職場に提出する診断書の作成をお願いする。この後、4月18日まで自宅療養をし、4月19日より出勤。その頃には痛みも完全に消えているのだろうか?

 ICUで痛み止めを2回使ったが、外科病棟に戻ってからは使っていない。だから痛み止めはなくても大丈夫・・・と思ったが、やはり自宅に帰るとなるとちょっと不安がある。やはり出してもらうことにした。

 精算書もやってきた。20日までの分は精算済みなのでそれ以降の分。う~ん・・・医療費って高いんだね~。道外遠征に行くお金を出して、なんてことは当分の間言えそうにない。道内遠征も宿泊を伴うレースは減らさなければならないかも・・・。

 夕方、SUNちゃんがやってきた。明日は仕事のため来れないので、これが最後のお見舞い。外科病棟最後の日の記念写真を撮ってもらった。本当は、手術直後のICUのベッド上の姿も残しておきたかったのだが、あのときはそんなことを考える余裕もなかった。残念。

$Road to SAROMAN BLUE-退院前日


 食後の楽しみはファイターズの北海道開幕戦。病院のテレビでBSを見れて良かった。

 ということで、やった!完勝!!!松坂を打ち崩し・・・というより、序盤は幸運な得点が重なったような気がするが、心配だった投手陣も、先発金村、中継ぎの清水、横山、期間限定守護神の伊藤と、完璧!いいなぁ・・・ファンクラブ会員としてあの場にいたかったなぁ・・・。ま、いいや。明日は気持ちよく退院できそうだ。