十勝川魚つきの森植樹祭 | 神社仏閣旅歩き そして時には食べ歩き

神社仏閣旅歩き そして時には食べ歩き

還暦を過ぎて体にトラブルが出始めて、ランニングを楽しめなくなりました。近ごろはウォーキングに軸足を移して道内の神社仏閣を巡り、御朱印を拝受したり霊場巡礼を楽しんでいます。いつかは四国八十八ヶ所巡礼や熊野詣をすることが夢です。by おがまん@小笠原章仁

 森林にはさまざまな役割がある。その一つに、ダムの役割がある。裸の山に植樹をすることで水がきれいになる。雨が降ったとき、森林がなければ雨水は表面の土とともにすぐに川までたどり着く。しかし森林があると、その保水効果により、川に流出するまで時間がかかる。さらに森が作る微生物で魚も集まるようになる。


 森林を育てること。それは山を守るだけではない。川を、そして海を。大切な水環境をも守るためにも、山をきちんと整備し、森林を守っていかなければならないのだ。森・川・海は、それぞれが単独で存在しているのではなく、つながっているのだ。より豊かな緑資源を、地球環境を後世に引き継ぐことは、私たちに与えられた責務である。


 ということで、今日は「十勝川魚つきの森推進協議会」の主催による、十勝川魚つきの森植樹祭が行われた。


 朝の9時30分。豊頃町の町有林内に集合する。林道内を行くと、林道脇にはオオバナノエンレイソウの大群落が広がっていた。昨年の今頃、広尾町へ行き、「日本一の大群落」と称されている場所を見たが、その比ではない。こちらの方が、何倍もの面積が広がっている。地元の人に聞くと、このあたりは山に入ればどこでもこんな感じだとか。感覚的には、河川敷に広がるタンポポのようなものかもしれない。


Road to SAROMAN BLUE-オオバナノエンレイソウ


 でも、他所から来たものにとっては、この大群落はすごい!


 昨夜からの雨が心配だったが、どうにか開始前にはやんでいた。オープニングセレモニーのあと、私たちは植樹場所に入る。


 植樹場所は結構な急斜面。植樹する場所には目串が打ってあり、そこに穴を掘って苗木を植えていく。単純な作業である。


Road to SAROMAN BLUE-植樹


 ただ、昨年は平坦な公園内にすでに穴も持ってあり、そこに桜の苗木を多少植えただけと聞いていたのだが・・・。作業量としては、今年の方がはるかに多かったようだ。


 それでも、約2,000本の落葉松は次々と植えられていき、小1時間ですべての作業が完了した。


Road to SAROMAN BLUE-落葉松


 その後、参加団体の代表者により、標柱が埋設され、すべての作業を終えた。


Road to SAROMAN BLUE-標柱設置


 参加者には、タオル、軍手、ペットボトルのお茶、それと豊頃町にあるエコERCで製造販売をしている、道産なたね油100%のエコリーナが配られた。


 来年はまた、平らなところで桜でも植えたいという挨拶で締められていたが、私が参加した今年に限って条件がきついというのも、ちょっとつまらない(笑)。どうせ植樹をするなら、来年も今年のような斜面でやりましょうよ~(爆)


************************************************


 いつもお願いしているブログランキングのクリックですが、皆さんのおかげで、一時的とはいえとうとうてっぺんに立つこともできました。これもひとえに、皆さまのクリックのおかげです。本当にありがとうございます。


 これからも、記事を気に入っていただけたときにこの下のバナーをクリックしていただけると、大変ありがたく思います。クリックが増えることは、私にとってもブログを書く励みになります。今日の記事に満足いただけた方は、ぜひクリックをお願いします。


 また、そのほかのバナーも、クリックしただけで何か迷惑をかけるということはありません。なにか面白い情報があるかもしれませんので、いろいろクリックしてみてください。


ブログランキングに参加しています。クリックをお願いします。  人気ブログランキングへ