有効で安全な医薬品を迅速に提供するための検討会その1 | 神社仏閣旅歩き そして時には食べ歩き

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還暦を過ぎて体にトラブルが出始めて、ランニングを楽しめなくなりました。近ごろはウォーキングに軸足を移して道内の神社仏閣を巡り、御朱印を拝受したり霊場巡礼を楽しんでいます。いつかは四国八十八ヶ所巡礼や熊野詣をすることが夢です。by おがまん@小笠原章仁

 長ったらしいタイトルです。厚生労働省で、このような検討会を設けているようです。


 以前、日本経済新聞で、厚生労働省がコンパッショネートユースの検討に入ったという報道がされました。そのときに「頑張れ!厚労省」と題した記事を書いた のですが、その後なかなか新しい情報が入りませんでした。


 先日、前回の記事を教えていただいたbaseball-umpire2003さんから連絡が入り、6月29日の朝日新聞に続報が出ていたとありました。その記事だけでは詳細な内容がわからず、他にも情報を求めていたのですが、ようやくそのあたりのことが少し私にもわかってきましたので、こちらでも紹介していきたいと思います。


 今回、このコンパッショネートユースについて検討しているのは、厚生労働省で設けられた、有効で安全な医薬品を迅速に提供するための検討会です。長ったらしい名前ですが、まあこの名前を見れば検討会の目的が一目瞭然なので良しとしましょう。


 さて、この検討会でのこれまでの検討結果や検討会の資料などをざっと見てみました。そうしたところ、これまで断片的に入ってきていた情報が、実はこの検討会で議論されてきているということがわかりました。


 そんなわけで、ここはちょっとこの検討会について、じっくりと勉強してみたいと思います。その結果わかったことを順次レポートしていきますので、お付き合いください。


 なお、あくまでも公開されている資料を読んで、私なりに解釈した内容を書いていくことになると思います。したがって、私の解釈が必ずしも正しいということではないと思います。その点はご理解の上、読んでいただきたいと思います。また私の解釈の誤り等については、どんどん指摘していただきたいと思います。


 そもそもこの検討会はどういう組織なのかというと、


1.目的

本検討会は、有効で安全な医薬品を迅速に提供するため、承認審査のあり方や実施体制、安全対策等に係る事項等について幅広く検討することを目的とする。


2.主な検討事項

(1)承認審査の方針や基準の明確化と市販後安全対策への取組みに関する検討

(2)治験相談・承認審査の体制の充実に関する検討

(3)その他医薬品の安全かつ迅速な提供に資する事項


3.検討会の構成等

(1)検討会は、医学、薬学等の有識者のほか、患者団体、医薬品業界の関係者等により構成する。

(2)検討会の座長は、必要に応じ、検討に必要な有識者等の参加を求めることができる。

(3)検討会は、必要に応じ、個別の検討事項に応じたワーキンググループを設けることができる。ワーキンググループの構成員は座長が指名する。


4.運営等

(1)検討会は、知的財産・個人情報等に係る事項を除き、原則公開するとともに、議事録を作成し、公表する。

(2)検討会の庶務は、医薬食品局が(独)医薬品医療機器総合機構の協力を得てつかさどることとし、必要に応じ医政局の協力を得ることとする。


 この目的の中で、承認審査のあり方や実施体制について検討するという件は、未承認薬の問題について深く関わるところであろう。そのことは主な検討事項の(1)承認審査の方針や基準の明確化、(2)治験相談・承認審査の体制の充実といった部分で検討されているのだろう。なお、この検討会の構成員はこちらの通り である。


 この第1回目の検討会が開催されたのは、昨年の10月30日。このときに提示されたスケジュールによると、今年の夏までに9回の検討会を行うことになっている。最後の第9回検討会は7月27日に開催される 。東京近郊の方で、都合がつく方は、傍聴してみてはいかがだろう?


 ということで、今日のところはこの検討会についての説明で終わらせておこう。次の機会では、その速記録から検討内容を整理してみたい。


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 さて、昨日は久しぶりの20km走をやったところであるが、サロマに出場した走友たちは、もう30km以上のロング走を普通にやっているようだ。私も負けずに走らないといけないな。


 一部の仲間の間では、私の練習量でサロマを完走できるとは思わなかった、という話も聞いている。昨年と比べたら、今年は完走できるだけの練習を積めたと、本人は思っていたのだけどね(笑)。


 来年のサロマに向けては、ただ完走するというだけではなく、ゴールテープが片付けられる前ということで、11時間45分を目標にしようと思う。そのために、今年のうちからRoad to SAROMA 2008を開始しなきゃならない。


 本当は不言実行で突然こんなタイムで走れたらかっこいいんだけど、私の場合はこうして大口を叩くことで自分を追い込むというのがスタイルだからな。


 それともうひとつ。きっとこうして宣言することで、ギリギリのタイムゾーンにいるライバルたちを刺激することもできるだろう(笑)。


 しかし、今週は意外と走れる時間を取れない。今日の朝は通勤ウォークをしたのだが、帰宅ランはできなかった。私の大学時代の恩師が18時から美瑛で講演を行うということで、そちらに参加したのだ。その会場から自宅まで走って帰ったところで、600mしかない。


 明日は何もないから帰宅ランができると思ったら、なんと、某政党から参議院議員選挙に立候補している候補者の個人演説会に動員が入っているのだった。


 しかしねぇ、聞きたいかどうかもお構いなしに動員して会場を埋めたからってどうなるっていうんだろう。こんなことが立派な選挙戦術としてまかり通るってことが、なんだかおかしいと思うんだけどねぇ。


 もっともこの演説会、最後まで聞いたら自宅に着くのは21時を過ぎてしまうので、その前に抜け出すつもりでいるんだけどね。いっそのこと早々と抜け出せば、5kmくらいは走れるか?


 木曜日はアスリートの風で久しぶりの生レポート。ということで、この日も帰宅ランはできない。まともに帰宅ランをできるのは金曜日くらいのものだ。


 でも、金曜日の帰宅ランは軽めにしておきたいと思う。まだSUNちゃんの勤務予定を確認していないのだけど、もしも土曜日が休みでなければ、この日に30km以上走りたいと思っているから。というのも、日曜日はサフォークランド士別ハーフマラソンの応援に行くので、この日も走ることはできそうにないのだ。意外と忙しい1週間なのである。


 でも心配なのは天気。土曜も日曜も雨の予報が出ているんだよなぁ・・・。


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 さて、いつものように、平山さん支援のお願いです。相互読者登録をしているnoriiiさん から教えていただいたのですが、トライアスリートの平山経政さんが、母子感染によるB型肝炎ウイルスの急性憎悪により、現在肝硬変に至ってます。助かる道は海外での移植しかありません。


 先日、平山経政さんを救う会より、募金を呼びかけるチラシと募金箱が届きましたので紹介します。


チラシ
チラシ


募金箱
募金箱


 この募金箱を置いていただけるお店などありませんでしょうか?もしも「置いてもいいよ」というお店などがありましたら、ぜひ協力をお願いします。


 今のところ、下記に置かせていただいてます。


学研CAIスクール かむいサンビレッジ教室

ファイテンショップ 旭川アモール店

 また、ダイヤルQ2による募金も始まりました。0990-51-3333に電話をかけ、2分間のメッセージを聞いていただくことで1回315円が課金され、そのうち300円が募金されます。なお、携帯電話・PHS・IP電話・公衆電話からはおかけになれません。マイライン契約でKDDIにしている場合は、122-0036を前につけてダイヤルして頂ければご利用出来ます。


 なお、質問等がございましたら、平山経政さんを救う会のHP の中に連絡先が記されていますので、直接そちらへお問い合わせください。


 みなさまのご協力をよろしくお願いします。