9月1日に行われた北海道吹奏楽コンクールでHOSSYが所属する旭川大学高校が金賞をとり、北海道代表として東日本学校吹奏楽大会への出場が決まったことから、急に慌ただしくなった。同日に旭川マラソンも開催されるが、来年も開催されるであろう旭川マラソンよりも、来年は出場できるかどうかわからない東日本学校吹奏楽大会を選ぶのは当然のことだろう。
実は北海道吹奏楽コンクールの前、ここで北海道代表になると東日本学校吹奏楽大会に出場すると知り、そりゃあ結果が明らかになる前に旭川マラソンに申し込むわけにはいかないと思い、エントリーは控えていた。でもそれは、「捕らぬタヌキの皮算用だった（笑）」とブログに書くためのネタだった。
ところが、本当に代表になってしまったのである。
それからが大変だった。慌てて航空券を手配する。まだ1月余り先なので、ANAの旅割も、JALの特便割引28も買える。喜び勇んで買おうとしたら・・・3連休だった。行きも帰りも、安い航空券は満席便が多い。本来であれば7日の午前中に仙台に向かい、9日の午後に帰ってきたいところ。しかし都合のいい便の格安航空券は、売り切れか設定のない便が多い。
どうにか取れたのが、7日の13時15分千歳発（ANA旅割）と、9日の9時35分仙台発（JAL特便割引28クラスJ）だった。これでは観光の時間は思うように取れないじゃないか・・・。
それでも飛行機はどうにか（正規料金の半額近い値段で）確保できたからいい。問題は宿だった。仙台駅周辺のビジネスホテルのツインルームはほとんど埋まっていた。セミダブルなら空いているのだが・・・。セミダブルじゃねぇ。狭くてあずましくないよなぁ。「密着度大」なんて謳っているけど、たしかに密着度は大きいだろうけど、今さらねぇ。
どうにか見つけたのがビジネス旅館オタマヤ。和室で、1泊朝食付きでも1人5千円を切っているというのが気に入った。
仙台まで旅する準備は整った。あとは当日を待つばかり。ところが出発日が近づくにつれて不安材料が現れてきた。それは当日の天候である。低気圧が発達しながら東北の太平洋上を通過する？北日本の太平洋側は、多いところでは300mmを越える降水量？
果たして7日の飛行機は飛ぶのだろうか？不安が徐々に募っていった。（つづく）