7日夜に行われた壮行会。本来はもっと早く内容をアップすべきところだったが、遅れてしまった。なにか書きたくない理由があったのだろうか?
・・・あった。
何があったかって?それは・・・。
笑いの神の降臨である。・・・笑いの神だよね?結局は、笑って済ませる話だったんだよね?
そもそもこういう会は、段取りが非常に重要である。用意周到に準備して・・・というのが、実は私の苦手とするところ。ある程度の流れを作るとあとはどうにかなる、という進め方をしたい方なので、本番になって慌てることが多い。ただその分、本番になって慌てることに慣れているかもしれない(笑)。
特に今回は、事前の準備に積極的に参加していない私。どうも都合が合わなかったということもあり、式次第の案は作ったものの、当日の司会者との打ち合わせにも参加できなかった。会場の飾り付けなども他のメンバーに任せっきりだった。
いよいよ壮行会当日。競技会と表彰式を終えて、旭川パークホテルへ。会場となる焼肉ホールは17時にならないと入れない(壮行会は18時30分から)。それでホテルのロビーで待っていたのだが、1時間半もあれば準備は簡単に終わるさ、と気楽に構えていた。
17時10分前くらいだろうか。会場に入れるということになり、準備を開始する。焼き鳥大学のメンバーも10名くらいが揃い、これならあっという間に終わるだろうと安心する(早く安心してしまうのも私の悪い癖)。
それぞれが手分けをして、会場正面に横断幕とスポンサーバナーを貼る。音響設備も準備し、壁には4日~5日の写真展でも使用した写真を貼り付ける。完璧だ!
私はというと、慌てて決めた席順に従い8名の来賓席と代表選手席に名前を書いた紙を置いていく・・・えっ?・・・なに、これ?
席の形が予定と違う!
あらかじめ電話で聞いていたのは、「テーブルは5列あって、4人がけのテーブルをつけて8人がけにしている」ということ。で、120席を用意しているということなので、8人×5列×3行と決めつけて席順を考えていた。ところが実際はガスホースの関係か、4人がけのところと8人がけのところが混在している。あわわわわ・・・。暫しパニック。
最前列正面も4人がけのテーブルだ。仕方がない。来賓席は、最前列中央とステージに向かって右の4人がけのテーブル、2つとしよう。そして続いて代表選手席。代表選手と市民に触れあってもらうため、代表選手の席はまんべんなく散らせようと思った。8人がけのテーブルに1人ずつ・・・しかしすでにそれは難しくなっている。仕方がないので、視覚障害の方はガイドの方と一緒なので8人がけの席へ。そしてそれ以外の方は4人がけの席へ配置する。そこで実行委員長の加藤さんに確認するとショッキングな一言。
「来賓席、4人追加するように言ってありましたよね?」
「えっ?(3秒間固まる)」
・・・聞いてないよ~!
「さっき司会の人に言ったのですが」
あ、それならまだ伝わってきてないかも。仕方がないので4人の役職を確認。ところが・・・それを書くべき白い紙を持ってきていない。あるのは、8人がけと想定して代表選手の席を決めておいた座席表のみ。これはテーブルの配置が変わったので使えないから、裏を使うことは可能だが・・・。
この紙の裏にボールペンで書くということで加藤さんが了解してくれたので、すぐに手書き対応とする。格好悪いが致し方ない。来賓席も最前列中央の4人がけとステージに向かって左の8人がけのテーブルを使うことにする。それに伴って代表選手の席もちょっとずらして出来上がり。
これであとは開始を待つばかり。参加者もどんどんやってきた。
そのとき、私は大変なことに気がついた。写真展の時に市民の皆さんに書いてもらった応援メッセージ。これを披露するために原稿を書こうと持ち帰っていたのだが、それを出すのをすっかり忘れていた!どっ、どうしよう?近くにいたあべちゃんに相談すると、「貼りますよ」との力強い言葉。慌ててリュックからメッセージを取り出して彼女に渡す。
すでに時間は6時20分。受付には長蛇の列となっているが、旭川駅前から無料送迎バスに乗ってやってくるはずのOgakunとHOSSYの姿はまだない。ふと携帯を見ると、17時55分にOgakunからの不在着信がある。もしかしてバスに乗り損ねたとか?慌ててかけてみるが出ない。HOSSYに電話をかけると、呼び出し音2回で出た。
「おい、今、どこにいる?」
「お父さんの前」
えっ?あ、ほんとだ。10mほど先にいた。
2人を会場内に案内し、太田渉子選手の席があるテーブルに座らせる。太田選手は高校1年生。2人とも歳が近く、話しやすいだろうという配慮だった。・・・いや、ただ単に、自分も太田選手と話したかっただけだったりする(笑)。
18時30分を過ぎ、いよいよ壮行会の幕開けである。代表選手団には、ホールの入り口で待機していてもらう。ホール内では主催者の挨拶が始まった。このあと電気を消して、スポットライトの中を選手が入場する手はずになっている。でも・・・よく聞くと、どのタイミングで証明を消すかは聞いていないようだ。ということで、ホール前方にいる司会者の元へ、伝令で走る。このときは、まだ気持ちの余裕がある伝令だった。
司会者の「選手入場」のかけ声を機に場内の照明を落とし、新田選手を皮切りに代表選手が1人1人入場して、前方のステージに並ぶ。代表選手壮行会に相応しい演出でしょ?
選手の最後に控えているのは、地元旭川在住の代表選手であり、フェスタ実行委員長でもある加藤さん。そしてその後に荒井監督が入場するという手はずになっている。そろそろ加藤さんの番という段階になって、加藤さんの口から恐ろしい言葉が飛び出すのだった。
「スタッフも紹介してもらえるんですよね?」
「えっ???選手と監督しか用意していないんですけど・・・」
「いや、スタッフも2人、ここにいるんだよね」
「★※△◇○×・・・わかりました」
と言ってしまったものの、どうしよう?落ち着け、落ち着け。私のようなロートルが、若者ばかりの焼き鳥大学にいる存在意義はこういうところにこそある。こういうイベントでは思う通りに進むことなどほとんどない。思いがけない出来事の時にいかに臨機応変に対応するか。パニックにならずに考えることができるだけの経験は私にあるはずだ。
そういえば、と思い出したのが、受付に置いてあった選手とスタッフのリスト。それを持ってきて、加藤さんに2人の名前を聞く。そして選手入場の隙を見ながら司会者の元へ再び伝令として駆け寄る。
「次に大トリの・・・」
「(もちろん小声で)違う!大トリじゃない!」
「・・・?」
「(これも小声で)ゴメン、続けて」
という感じで荒井監督を紹介し、入場する。そして監督がステージに到着するまでの間、司会者にリストを見せながら状況を手短に説明する。どうにかその後、スタッフの渡辺さんと森田さんを紹介できて、事なきをえた。この伝令は冷や汗をかきながらのものだった。
ステージに並ぶ選手たちを荒井監督が紹介し、トリノへの決意を述べる。荒井監督の挨拶のあとは選手たちも自分の席に着き、ステージでは歓迎の挨拶が行われ、そしてあの悪夢の瞬間がやってきた。(書きたくないから、つづく)
明日は室蘭へ出張につき、モブログだけになる予定。だからこの続きは、早くても12日ということでご理解を。
ハプニング 見るだけならば 楽しいが
今日の走行内容
なにしろ寒いので、仕事帰りは室内走しかできない。ということで忠和グルグルにしたのだが、最近は必ず1kmくらいで右足の脛に張りを感じ、30分くらいすると消えるという状態が続いている。昨年の10月までは何もなかったのに・・・。
シューズのせいか、フォームのせいか、はたまた小回りコースであるせいか。今日はレース用に買いながら、実はサイズが合っていないことが判明して1度も履いていないスカイセンサーで走ってみる。しかし結果はやはり同じ。こうなってくると、私の力でスカイセンサーを履いてのトレーニングというのは、足に辛い。また次回からは従来のシューズに戻そう・・・というより、忠和グルグルはどうも相性がよくないなぁ。
今日 11.4km 今月累計 77.6km
どうしても体育館でグルグル回るだけじゃ、RSを稼ぐことはできない。
明日は出張、そして明後日はアスリートの風のためランオフの予定。