前回のシェーバーのバッテリー交換に続いて、今回は自動洗浄機のメンテナンスである。自動洗浄はその名のとおり、シェーバーでひげを剃ったあとに放り込んでスイッチを入れれば洗浄・乾燥・注油・充電を全部やってくれる便利マシーンで、専用のカートリッジが必要でランニングコストがかかることを除けばとっても便利な道具である。特にシェーバーの刃は長く使っていると皮脂がこびりついて変な臭いがしだしたりするので、アルコールで洗ってくれるこの自動洗浄機は手放せなくなっている。
ところが最近、この自動洗浄機が動作しなくなった。洗浄液の残量を示すインジケーターランプやシェーバーの汚れ具合を示すランプも正常に点灯するのだが、手前の青いスイッチを押してもカチカチと音がするだけでポンプが洗浄液を吸い上げる音がしない。シェーバーと自動洗浄機は互いに状態を交信してるようなので、シェーバーのバッテリーが死んでいるのが原因だろうと思っているのだが、洗浄機の中は白い粉で汚れまくっているし丁度いい機会なので、分解掃除をしてやろうと思い立った。
裏側の青いボタンを押すと本体カバーが上がってカートリッジを取り出すことができる。周囲にネジらしきものはないので、どうやって分解するんだろうかと下からのぞきこんで探る。
右側の飛び出した部分がおそらく洗浄液を吸い上げるモーターとポンプだと思われる。その奥に爪のようなものが2本あるので、ここにドライバーを入れてカチっと音がするように外側へ押す。ネットの情報ではこの爪を5~6カ所外せば分解できる機種もあるようだが、残念ねがらBS8585の洗浄機では2か所しかない。しかし反対側に奥深そうな穴が2か所あったので、そこへマイナスドライバーを差し込んでがちゃがちゃこじていたら、何かのはずみでカバーが外れた。
奥で爪がかみ合っていた場所はさらに2か所。しかし長年使っていただけあって、内部の汚れはなかなかのものである。アルコールスプレーやウェットティッシュなどを使って、汚れを丹念に落として行く。同時に内部の仕組みを丹念に調べる。
この右下の部分はやはりポンプになっていて、洗浄液をカートリッジから吸い上げるようだ。そして上にたまった洗浄液は、刃の汚れを落としてこちらの穴からカートリッジへと戻って循環している。カートリッジ内の吸い上げ個所にフィルターが入っているので、一応汚れは上に上がらないようになっているようだ。洗浄液が落ちる穴はどろどろなので綿棒で清掃する。
上がった洗浄液は上のカップにたまり、シェーバーが動いて自己洗浄をする仕組み。汚れた洗浄液を下へ戻すのは、このソレノイドの弁で制御されているようだ。カチカチと音がしていたのはこのソレノイドの音。こちらもひどく汚れていたので綺麗に洗浄する。
外すのは大変だったけど、組み立てはただ押し込むだけでカチっと音がしておしまいだった。洗浄液のカートリッジを入れてACアダプターをつなぐと、Fullのランプが点灯。洗浄液の量はちゃんとセンサーが把握しているようだ。
充電池を交換したシェーバーを立てる。normalのランプが点灯して、シェーバーの汚れ具合は中程度だという判断。本当は何か月も洗浄機を使っていないのでintensive(ひどく汚れている)のはずだが、バッテリーが外れていたのでそこは判断できないだろう。期待をこめてスイッチを入れるが... あれ、動かないぞ。
カチカチと音がするところを見ると、ソレノイドはちゃんと動作しているようだ。つまり洗浄液をためる準備はできているのに、ポンプが作動していない。となると、ポンプかモーターの固着だろうか。面倒だなあと思いながら、洗浄カップを取り外してモーターを引き抜く。手でギアを回しても軽く動くので固着ではなさそうだ。ではモーターの断線かと思い、リード線をハンダごてで外してモーターを取り出す。乾電池を使って4.5Vを流すと、モーターは元気にウイーンと回った。モーターの故障でもなさそうだ。
ここまで来るとお手上げである。基盤の故障か、IC/LSIの故障か? あるいはシェーバー本体の電池交換したときに、電源を一度つながないと動作しなかったように、再起動させるには何か呼び水的なやり方があるのだろうか。もやもやとした気分の中で、自動洗浄機を元通りに組み立てなおす。
つづく...かもしれない... (かなり期待薄だが)

























































