セルフ・ハンディキャッピング | 名古屋市でスポーツ障害専門院なら「オオガイ・カイロプラクティック・オフィス」

セルフ・ハンディキャッピングを要約すると以下のように説明されます。

自分の能力が評価される状況(試験など)がある場合、自尊心あるいは体面を守るために、あえて自分自身に不利な状況(ハンデ)をつくりだすことで、失敗したときは原因を自分以外のものとし、成功のときは自分の能力をより評価されるようにする行為です。

例えば、試験の前日なのに部屋中の掃除や片付けをしてみたり、重要な仕事・イベントの前日にお酒を飲み過ぎたり、準備を怠ったり、体調を崩したりすることです。


では、なぜ自分自身に不利になるような行動をわざわざとってしまうのでしょうか?

もし結果が良くなかったとしても、その原因は自分の能力が無かったせいではないと思うことができますし、周囲の人もそう思います。

また、結果が良かった場合は、あまり準備をしなかったにも関わらずということで、周囲の自分に対する評価は絶大のものとなりますし、自分でも面目を保てるからです。


つまり、心理的に傷つくことを避けようとするために、逃げ道をつくってしまう行動なのです。

人は誰でも心を守ろうとしますから、セルフ・ハンディキャッピングは自然な行為ですが、結果として実力を出しきれないことが起きてしまうのが怖い仕組みです。


次回は具体的な例を挙げて、もう少し説明したいと思います。





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