銀座6丁目の風月堂の裏にあるのが「明月庵 田中屋」(東京都中央区銀座6-6-19)。

そばの有名店で銀座に2軒あるが、ここが本店。店構えはそば屋らしく “暖簾” に “引き戸” が良く似合う。

ガラガラと空けると、幸い12時前であったので席がいくつか空いていた。1人であることを伝えて席に着いた。

既にお店のホームページで調べておいた「天せいろ(小さな海老)」(1,560円)を注文した。「お店の感じは落ち着いて良い感じ!」客の年齢層は推定50代以上だ。1人客が多かったので、やはり “そば” を楽しみに来た常連客のようだ。店内の写真を撮りたかったが、常連客が多く怒られそうだったのでネットから借用した。

 

田中屋のホームページには下記の記載があった。

 

最高級の玄蕎麦を、田中屋特製の石臼で、ゆっくりと丁寧に挽く。その時々の蕎麦粉の状態を見極め、ほんの一滴の水加減にもこだわる。そば独特の香りと微妙な風味を逃がさない仕事により、一年を通して新蕎麦の味わいを追求しています。また、だし汁に使われる上質の鰹節は通常の三倍以上の量。特上の本枯節を絶妙の火加減で丹念に煮出すことで、苦みや雑味のないすっきりとした味に仕上げております。

 

改めてメニューを開くと「天せいろ」だけでも7種類もあり、高いもの(細巻車海老)は3,000円以上もする!

 

メニューには無かったが、季節限定で「松茸そば」(3,210円)もあった。

“ん~、マツタケの季節か・・・。でも、お昼にマツタケとは・・・”

 

しばらくすると「天せいろ」が登場!

薬味の大根おろし、ネギ、ワサビと、天ぷらはレモンと塩。まずは、そばをいただくと “やや硬めで美味しい”  海老は小ぶりだが、 5尾入っている。 

また、そばを摘むと “あれ、竹簀(たけす)が見えている” そばが意外と少ない! 少ない量を満遍に平たく広げているようだ。“高級店だから、仕方ないか・・・?” 

 

それでは、今度は海老を・・・。

“あれ? あまり食感が無い、海老の味も殆どしない。これは何エビか?” 車海老は別メニューなので、“これは、ひょっとしてバナメイエビではないか?” 芝エビとも考えられるが甘みが全く無い。

 

そう思うと、何だか急に美味しさが “半減!” 食べ終わると、すぐに店を出た。期待外れの結果で、味(3)、量(3) 、価格(3)、店の雰囲気(5)で、総合評価(3.5)はCランクでした。

 

石臼挽手打ちそば 明月庵 田中屋|明月庵 ぎんざ田中屋 本店 (soba-tanakaya.com)