僕が賃貸経営をしていると父に報告をした時、「お前、大丈夫か?」と予想通り心配された。心配が故、その後僕のブログをかかさず読んでくれていたみたいで、新規物件を購入すると「次はどんな物件だ?」と電話をかけてくるようになった。
暫くすると「何かいい物件ないか?」と聞かれるようになり、聞くと退職金を寝かしているより不動産を購入して年金の足しにできないかとの気持ちの変化が起きたとのこと。
ちょうどその頃、伝説員がローンの関係で購入できなかった物件の案件が舞い込み、父が購入する運びとなった。
購入から3年が経過。管理は僕の会社で請け負い、毎月年金額程のキャッシュフローが入っている。また、路線価程の価格で購入できたことと市況の変化で含み益が発生している。不動産投資の一番気持ちいポジションを獲ってもらえたのは勧めた側としてはとりあえず安心。
僕は昔から不真面目で、数々の習い事をしたいと言い出しては即ヤメしたり、高校においては2度中退。OGA家マイナスキャッシュフローのエース的存在だったと思う。
僕は今、不動産というエネルギーのあるものを利用させてもらいながら、家族に対し金銭面的にも気持ち的にも過去の清算を行なっているという感覚を持っている。特段、何かに長けている訳でもないのに、このエネルギーを利用させてもらえていることに有り難みを感じる。