人気ブログランキングへ
僕は基本的にリフォームを職人さんに『手間受け』でお願いしている。
『手間受け』でお願いすることで必要なことは、
・そのリフォームに関する知識(材料、日数など)
・手間受けでお願いできる職人さん
が必要不可欠である。
前回はリフォームに関する知識をどのようにつけていったのかをお話した。
今回はその知識を活かしてどのように『手間受け』でお願いできる職人さんを探していったのかを書こうと思う。
まだ知識もコネも少なかった不動産投資を始めた頃の僕は、素人ながらにしてこのリフォーム(修繕)にかかる費用をいかに抑えるかが賃貸経営において重要だと思っていた。
特に低属性からの不動産投資には修繕が付きものであり、不動産の仕入れの次にこの修繕費をいかに安くあげるかを重要視すべきである。
どうにか安く上げる方法を模索していたところ、個人の職人さんは地域の土建組合に加入していることが多いことを知り、土建組合に個人の職人さんを紹介してもらうことを考えた。
ちょうどその頃、持ち物件の6畳個室のクロス交換とCF施工をリフォーム業者に見積もりをとっていただいていた。金額は確か、
クロス交換 3.5万円
CF施工 3.5万円 計7万円
位だったと思う。
6畳程度のお部屋のクロス交換とCF施工(既存CFの上にそのまま施工)なら1日で十分終わることを知っていた僕は、土建組合に、
・6畳天井壁約30㎡のクロス交換、床10㎡CF直張り
・材料施主支給
・糊は職人さんにお願い(そちらのほうが職人さんが仕事をしやすいことを後で知る)
・手間代は25000円
でお願いできる職人さんを探していただいた。
土建組合とは個人事業主などの職人さんが加入する組織であり、各種保険加入や資金の貸付、経営アドバイスなど独自に行っている。
地域の住民に職人さんを紹介するということを表立ってはしてはいないが、地域住民として電話をかけて上記のような内容でご紹介をいただけないかとのお願いに親切に対応して下さる。
土建組合は僕の住んでいる川崎市だけでも4つの支部がある。皆さんの地元にもあると思う。
そして内装職人さんをご紹介いただき、電話で内容の打ち合わせをし施工していただいた。
僕の想定通り朝から16時位には工事が終わり、今後のお付き合いも考えてお代を25000円ではなく30000円支払った。
常用の職人さん(常に大手HMや工務店から仕事をいただいている下請け)の人工が15000~20000円と言われている時代に単発ではあるが30000円の単価は悪くはないはずだ。
材料代が確か1万円位だったので、合計4万円。3万円を浮かせることができた。
単発での削減金額はたいしたことはないが、今までに発注した工事を考えてみると普通にお願いするよりもかなりの金額を節約できていると思う。
今では材料を職人さんのご自宅にお送りしそのまま糊付けをご自宅でしていただき施工していただいている。そのほうが職人さんも現調をしなくても良いので楽だ。
それにはやはり材料の量や種類を間違いないように職人さんにアナウンスできるだけの『知識』をつけることがマストである。
僕もリフォームに関してはまだまだわからないことだらけではあるが、わからないことは知識を付けていきたいと思っている。
幾度かの破産を経験しつつも毎回復活する立志伝中の実業家でありアメリカの不動産王と呼ばれるドナルド・トランプは「自分の手がけている仕事は細かな所まで自身で把握しておく必要がある」と云っている。
共感できた方は応援クリックをお願いします^^
↓ ↓
人気ブログランキングへ